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プロダクトマネージャーの仕事で疲弊しないための習慣と心構え

この記事は 関西プロダクト開発Advent Calendar 2023 の4日目の記事です。昨日は『開発者も心地良く!プロダクト開発における「見える化」の価値』(gantz_takuyaさん) でした。

こんにちは!プロダクトマネージャーのひまらつ(himara2)です。

プロダクトマネージャーは面白い仕事ですが、苦しい瞬間も多くあります。不確実性に向き合ったり、自分の意思決定が間違っていたり、外部要因に振り回されたり。プロダクト開発は長期戦なので、落ち込んだ状態から回復する力が必要です。

この回復する力は「自己修復力(セルフレジリエンス)」と呼ばれており、プロダクトマネージャーに必要な要素に挙げられることもあります。
このnoteでは苦しい瞬間を乗り越える心構え、心身を健康に保つための習慣について書いてみます。

ベースとなる心構え

仕事に対するスタンスは、「プロダクト、チーム、自分のメンタルヘルスに集中する」が良いと思っています。これは「プロダクトマネージャーのしごと 第2版」に書かれていた一文ですが、自分の考えを添えて簡単に説明します。

プロダクト、チームに集中する

やるべきこととして、プロダクト、チームのボトルネックを見つけて解決することに集中します。
不足している知識を身につけたり、情報収集したりも大事ですが、目の前の課題解決が優先です。プロダクトマネージャーは守備範囲が広いので、課題は「サービスの品質」「採用」「ステークホルダーとの調整」など多種多様になります。全体を見て、集中するポイントを見極めます。

課題が特定できたら、解決のヒントとして書籍や先輩プロダクトマネージャーの記事などをあたります。この順序が逆になると「あれもこれも足りない」状態になって気持ちが忙しくなってしまいます。

自分のメンタルヘルスに集中する

打率3割で上々の世界です。まずは「そもそも取り組んでいる対象が難しいもの。一発ではうまくいかない、失敗はチームで振り返って次の機会に活かす」のスタンスで考えます。失敗をひとりで抱えるのは自分にとってもチームにとっても良くないことです。

疲れが溜まっているときは防御力が下がってダメージを受けやすくなります。運動や睡眠、マインドフルネスなどで心身の健康を保ち、前向きな意思を持てるようにしましょう。

心身を健康に保つ取り組み

運動

運動は健康の維持やリフレッシュに最適です。最近は朝に散歩、退勤後に水泳をしています。

朝の散歩は体の活動モードが切り替わり、セロトニンが分泌されて元気が出るなど、一日のスタートにGoodです。
水泳は週2ペースで、1回1時間ほど泳いでいます。元々苦手意識があったところからの練習中ですが、水中にいるときは仕事脳が完全にオフになっています。通う時間を決めているため、「リモートワークだと仕事とプライベートの切り替えが難しい」問題の解決にもなっています。

日記

日記は自分への理解を深めることに役立ちます。世に公開する文章だと文章の正しさや言葉尻など細かい部分を気にしてしまうので、思ったことをそのまま書きだせる日記はとても良いです。

「嬉しい」「辛い」「楽しい」など心が動いたタイミングを短文でメモしておき、一日の終わりにメモを振り返りながらA4一枚分くらい書くスタイルで書いています。細かい言動をいつまでも気にしてしまう性格なんですが、日記を書くとそのモヤモヤが開放されてスッキリします。

※この日記の書き方が気に入ったのでiPhoneアプリにしました📱

マインドフルネス

Googleが導入したり、スティーブ・ジョブズが実践していたりと話題はよく聞くマインドフルネスですが、やってみると確かにメンタルを整えるのに効果があります。

やり方を理解するために何冊か読みましたが、この本が自分には良かったです。

  • 1回3分

  • 目を閉じて呼吸に集中する

  • 仕事や別のことを考えてしまったら、それを木の葉にのせて流す(イメージをする)

こんな感じです。気を抜くと一日中パソコンやスマホを見てしまう生活なので、意識的に何もしない時間が3分あるだけでも心に余裕が生まれます。

コミュニティへの参加

他のプロダクトマネージャーの方と話してみたくなり、今年はコミュニティにも参加しました。
自分が参加したのは「プロダクト筋トレ」と「プロダクト開発meetup関西」です。飲み会や勉強会、読書会など形式は様々ですが、立場が同じ方と話せてかなり心が軽くなりました。

いろいろなプロダクトマネージャーの方と話すなかで、みんな同じ悩みを持っていることが分かったり、逆に自分の環境のユニークな部分が見えたりと、状況を俯瞰できるようになりました。何か行き詰まったときに相談できる相手がいる、というだけでも気が楽になりますね。

人と比べず、やるべきことをやる

本やnoteの記事を読んでいると、素晴らしいフレームワークや先達のプロダクトマネージャーの方の活躍に触れる機会が多くあります。とても勉強になる一方で、自分と比較してスキル不足に落ち込みすぎないようにしましょう。

プロダクトマネージャーは背景も様々で、各々の得意領域で発信しています。各分野のトップランナーと自分を比べていたら身が持ちません。やるべきことは目の前のプロダクトやチームの問題の解決だと思うので、そこにフォーカスするように意識します。

チームの成果が自分の成果

プロダクトマネージャーの成果は見えにくく、自分はチームの役に立てているのだろうかと不安になることもありました。「チームの成果が自分の成果」と思うようにしてからは気が楽になり、自分の存在意義ではなくチームの課題解決に集中できるようになりました(これも「プロダクトマネージャーのしごと 第2版」からの受け売り)。

プロダクトマネージャーがいなくなっても短期的には仕事は回ります。しかし長期的に見るとプロダクトの方向性がズレたり一貫性がなくなったりと、プロダクトにブレーキがかかるものだと思います。短期的に価値を証明しようとするよりも、プロダクトやチームに集中すれば良いと考えています。

おわりに

プロダクトは長期戦です。日々のアップダウンに心が擦り減っていくと保たないので、自分なりの回復方法があると安心です。いろいろ試したなかで、運動や日記など自分に合ってると思ったものを紹介させてもらいました。

最近だと、特に人と話す楽しさを感じています。今後も勉強会などに顔を出させてもらえればと思っているので、どこかでお会いする機会があればよろしくお願いします。そしてイベントを主催してくれているみなさま、いつもありがとうございます。

最後までお読みいただきありがとうございました!


Twitter @himara2

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