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私のうつ病、息子の不登校

息子が不登校になって5カ月がたった。今はオンライン授業のための手続きを進めている。今息子は中学2年生、何とか高校くらいは行かせてあげたいという思いもある。不登校になった理由は友達にからかわれるからという事らしい。小学校の頃から勉強は苦手であったので、中学に入ってからも理解が追い付かず徐々についていけなくなっていた。そのため勉強ができないことをからかわれ、それが嫌で遅刻や欠席が増えていき、益々授業についていけなくなってしまう悪循環だった。嫌だという気持ちが大きくなってどうしようもなくなってしまった息子は年が明けてから殆ど学校に行かなくなってしまった。

私はうつ病で現在は生活保護を受けて生活している。とても仕事ができる状態ではないため毎日家に居る暮らしである。うつ病が悪化してからは息子と顔を合わすのもおっくうになってしまい、食事も各々の部屋でたべるようになりコミュニケーションを取りにくい環境を作ってしまった。本来ならば遅刻や欠席が増えてきた時によく話を聞いてやり、直ぐに担任の先生とも話していればこんな状況にはならなかったかもしれない。完全に不登校になってから話を始めてももう遅かった。息子もきっと相談したかったのだろうが私の状態を見て相談できずにいたに違いない。

私にとって息子はとても大切な存在だ。うつ病になってからも、息子は何としてでも自分で育てたいと思って今までやってきたつもりだったが、うつ病の辛さに負けてしまい話を聞いてあげることもしなかった自分が憎い。子供が一番大事だとキレイごとを言っていても結局は自分の事しか考えていなかったのだ。今更気付いても遅いのだがこれからは息子の事を第一に考えていこうと思う。私のうつ病の事もしっかりと話して理解してもらう事も大切だ。会話も今まで以上にするようにして出来るだけコミュニケーションを取る努力もしよう。それだけで良い親になれるとは思っていないが今の私に出来ることは全てやっていこうと思う。

生活保護受給者であるため、どこにも連れて行ってあげることも、好きな物を買ってあげることも出来ない私は、息子にとっては毒親かもしれないし、親ガチャには完全に失敗したと思っているだろう。それは素直に受け入れて出来ることを全力でやるしかないと思っている。悔やんでも悔やみきれない事ばかりだが心が折れないように何とか頑張ってみよう。

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