「主観」は科学的に応用できるのか
客観性の落とし穴先日こんな本を読みました。誰かに勧められたというわけでもなく、ただ知人が読んでいる、と聞いて読んでみました。
「客観性の落とし穴」, 村上靖彦, 筑摩書房, 2023年6月8日出版
筆者は、精神分析学・現象学者であり、大阪大学教授である村上靖彦さん。看護・福祉・ヤングケアラーといった領域における書籍を複数出されている方で、そういった現場に関わるプロとしての視点を取り入れながら、客観性や数値を過度に信用することの危うさなどについて記載されています。なお、筆者