詩⑲ 居場所🏠
欲しかった 望んでいた 孤独の先
狭い部屋をぐるぐる廻り やっと見つけた僕の居場所
ここには だいたい揃っているが
足らないものは 君の温もり。
もう、長いこと 君の後ろ姿以外 見ていない。
ベニヤ板1枚を隔てての いちばん近くて、
いちばん遠いもの。
記憶のロープをたぐりよせ なんとか正気を保っている。
足音で、君の今の感情を計ることも できるんだ。
凄いでしょ?。
時折 聞こえる笑い声に 安堵する。
愛なのか 欲なのか。
失ったものは何なのか 得たものは、あったのか。
暴発しそうな 僕の思い出のタマゴを
今日も自分の手で 温めている。。
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