ひきリーナ

元長期ひきこもり、発達障害と強度不眠。 機能不全家庭で育ち、人間性を獲得できず。 ひき…

ひきリーナ

元長期ひきこもり、発達障害と強度不眠。 機能不全家庭で育ち、人間性を獲得できず。 ひきこもり末期に発狂寸前に。そこまで自分を貶めた事で、いつか地獄に落とされると恐れ社会復帰を選ぶ。 能力や尊厳を取り戻す事ができなければ、人間に戻れず地獄に落ちると言う観念に囚われ進んで来ました。

最近の記事

家の呪縛(地域編)

私は全国回って、その地域の年寄りの状況とか、家の構造とかを見て、色々考えるのが好きである。 北海道は今まで6回行ったが、2年前に行った頃だろうか。道民というのは家に対するしがらみがない人が多い事に気づいてきた。 ×があろうと独身者のみかもだけど。本州の田舎にありがちな、「家」とか「親」とかの呪縛を受けてる人もいないし、その概念が分からない人がほとんどだった。理由は簡単で、移住者が大部分で、祖父祖母の代くらい程度の歴史しかないから。 私が自分で「家」の呪縛のために人生棒に

    • 対話が出来ない世代

      これはあくまでも、私が時間や金に余裕がある趣味があるから起こること。一般の氷河期世代で、いい思いをしてきたバブル世代と対等に会話をしてきた人は実はあまりいないんじゃないか? ちょっと前も60くらいでアーリーリタイヤすると言う男性と知り合った。趣味友は欲しいのでやり取りを始めたが、短い文章の中でも、私とは価値観が違うなと感じる部分が見られた。 60で早期退職して、日本中で旅して人脈を作るつもりだと言うのが、私にはとても気になった。(最初はネガティブに捉えたのではないが)

      • 放浪癖

        旅人みたいなていで自己紹介したりしてるけど、かなり深刻な放浪癖があるんだよな、多分。お金に余裕があって、手段もあってだんだん熟練してきたから、かなり度を越してしまっているのだろう。 今回1ヶ月経たずに家に帰ったのが心残りで。家が嫌な訳では無い、実家なのに一人暮らしで小綺麗な家に住んでるし。親に半寄生していいご身分だよね。 人間関係が嫌な訳でもない。家庭環境は今は私の立場が上になったために、悪くはないし猫達もいる。 でも、家に帰るのがすごく嫌だったんだ。家が良いと言うより、放

        • アイデンティティの再構築は難しい

          今は北海道まで来てます。悲しい言い方をすると、いわゆる自分探しという、本来なら若者か限定的に旅する人にのみ、許された事。ユダヤの格言の、度を越すと良くないものの1つに、旅行が入っている。 私はエリクソンの発達段階説を信じているが、アイデンティティは青年期に獲得するべきだったもの。この獲得に失敗すると、アイデンティティの拡散という事態になる。 介護の学校に行った時に初めてエリクソンの貼っ段階説を見た時、自分のことが書いていると思った。今の若い人は授業で習う事もあるかもだけど

        家の呪縛(地域編)

          医者の言葉患者を殺す

          30前半まで引きこもって、狂気の縁で廃人同様にまで落ちぶれた。特定の個人だけのせいとかではなく、環境の全てに救いようがなかった。 家族にしても、私の味方をしてくれる人間は1人もいなかった。皆抑圧的で、みんなで足を引っ張るように、私が自分の人生を構築する邪魔をした。 たった1人でも、こっそり私を外に逃がしてくれる人がいれば良かったんだと思う。子供の頃から食べ物を買う金にも困り、友達や社会性を付けると罰を受けたので、引きこもらざるを得なかった。 ただ、それも環境や健康状態に

          医者の言葉患者を殺す

          自分の姿が見たければ

          長い社会復帰の道のりを経て、今は地元の住人が入る、年齢層の高い施設で看護師をしている。私は延命反対派だが、誰が見てもそうは思わないだろうと言うくらい年寄りが好きだ。 私の社会復帰も、自分が年上の人間に構われる面を活かして、年配の人に色々教えて貰って伸びる事が出来た事もある。あと、若い人間とは違い、認知症が入ったような高齢者相手だと、対人関係の練習や実験をする事が出来る。失敗しても失うリスクが少なく、何度も練習出来るんだ。 人の気持ちが分からないとしても、場数を踏めば経験で

          自分の姿が見たければ

          自分自身のエンパワメント

          私は34歳くらいまで長期間引きこもっていた。1番大きな要因は家庭環境だが、体の病気も大きな原因だった。未成年の時にかなり悪化した状態で発覚した、甲状腺機能亢進症。ホルモン異常だ。 長期引きこもっていた事もあると思うけど、普通の人間とホルモンの数値が異なっているせいか、性格や見た目にも影響が出たのかもしれない。 地獄の底を見るような状態から社会復帰出来たのは、自分の見た目の若さを利用してだった。色々教えてくれる人を見つけては、人として最低限のことを教えて貰ったり、一緒に行動

          自分自身のエンパワメント

          這い寄る貧困について(資産形成の話含む)

          貧困老人、という言葉に反応する人は多いんではないか? ただ、感覚的にちゃんと理解している人は少ないと思う。言ってしまうと、今20代30代でも、貯金する習慣がなくて、あればあるだけ使ってしまうと、すでにもう貧困老人予備軍なんだ。 何年も前から出てきた、「80まで働きたい」と言う言葉。これも意味が分かって言ってる奴は少ないと思う。 後20年くらいすれば変わってくる可能性もあるが、今だに定年が60歳の会社もある。どちらにしろ定年した後は、する後と比べると収入は減る。 でも、会

          這い寄る貧困について(資産形成の話含む)

          良かれと思って人を不幸にする、あと延命に付いて

          共同親権の話が決まって私のエックスのタイムラインを賑わせている。 私はもう子供を産むような歳ではないし、子供もいないが、この話は気になっている。 昔通った准看学校で、同級生の半分以上くらいがシングルマザーだったのだ。母子家庭の子達の八割払われない慰謝料の事や、厳しい生活の事は話には聞いていたが、リアルで見る世界は私には付いて行けない物だった。 私は自分の不幸の為に、長期引きこもったような人間だから、子供達のために身を削って生きている女性達がとても怖かったが、それはまた別の

          良かれと思って人を不幸にする、あと延命に付いて

          どこまで自分と向き合うべきか

          いい事が起こりました。親が元々私にくれるつもりだった、土地収入のある土地の名義を私に移す手続きをしてくれている最中です。 所で親への恨みと、自分との向き合いのバランスの難しさは、今でも思う事です。元々私は宅間守系の家庭環境で、男だったら何するか分からないようなメンタリティにまで貶められていたので、向き合いすぎると敵意が社会や親に向いてしまう事が多い。   その上、軟禁状態の王子みたいな生活を強いられてきたので、生涯孤独なのが確定している。マトモな人間付き合いするとバツを受け

          どこまで自分と向き合うべきか

          専業主婦に対するひねくれた感情

          私は専業主婦を憎んでいる(ただ、そうしなければならない面もわかる)。 うちは2人の専業主婦がいた。祖母と母だ。さすがに2人いると、とにかく暇人が2人いると干渉がヒドイ。子供の頃は一挙手一投足監視されている感じで、私は恐怖でコントロールされていた。 こいつらの言うことを聞いていると、自分の人生はドブに捨てるしかないと分かっていたけど。 私は一言で言えば、親の干渉、管理監視が酷く、子供の頃からほぼ軟禁生活で、いざ社会に出ようと言う年齢になった時に、人間・生き物として成人と言

          専業主婦に対するひねくれた感情

          共同生活に興味あります? (女性向け)

          若いビッチが男を取っかえ引っ変えするように、めちゃくちゃ転職回数多いです。去年末にパートで勤めた施設は辞めました。 次は初めての看護派遣(1度やってみたかった)、給料は日当で4000円上がるので、問題ありません。前の仕事場を辞めたのは、色々あるけど1番は管理者達の無能さのせいです。 おそらく元は何の関係もないところからの営業職からの転職で入って来たんだろうけど、やることなす事医療的には間違ってる。  所で、私はそろそろ50歳にもなる。頭がいい子だったのでら世情はある程度

          共同生活に興味あります? (女性向け)

          日本の労働環境はマトモ? ベーシックインカムとか

          私が今生きてこれを書いていられるのは、自分に労働以外の収入がある事(不動産収入なんで誘導とかではないです)。 あとは、週4日以上は働いてない事。4年前くらいは新人医療従事者として社員で働いていて、転職は多いしパワハラや長時間労働やサビ残が横行している所で働いていた。  1番パワハラがキツい所にいる時に、私の土地に借りてが付いたと親から報告があった。金額は月に11万とちょっと。 このベーシックインカム的な収入が入った事で、正規で働かなければならないという強迫観念から逃れら

          日本の労働環境はマトモ? ベーシックインカムとか

          変態の悲しみ

          私は昔の親友が精神疾患で、病気のせいで縁を切る事になった。その後、もっと何とかしてあげられたんじゃないのか? と言う思いから、医療・福祉業界に入る事にした。 学校は集団生活で、皆同じ高額な制服を着させられ、 私にはとてもキツかった。日本の学校生活が、昔から全く進化してないことにも驚いた。 書くと長くなるから割愛するけど、空白がある人間からすると、この国は不思議な国です。 2年目に精神科の実習が始まる前に、ふと疑念が湧いた。 「私はただ単に、老人や病気の人間以外は愛せなくて

          変態の悲しみ

          趣味嗜好まで異常になっていた。友人と薬物の事①

          私が医療・福祉関係に入ろうと思ったキッカケは、1人だけいた親友への思いからだった。 最初はその友達の事を書く。昔サブカルでは第二次ヒッピームーブメントが1部で流行っていた。表世界では小室哲哉のavexとかが流行ってた。 当時はカッコだけとかでなく、庶民にもそれなりの余裕があって、バイトや派遣で溜めたお金で、(円も高かったかも!)後進国やイギリスに行く人が多かった。 当時の親友(俗称ロンドン)は、イギリスでヒッピーの男と恋に落ち、当時出ていたありとあらゆる薬物を嗜んだ。イ

          趣味嗜好まで異常になっていた。友人と薬物の事①

          誰の役にも立てないなんて…

          私も一時期、外道にまで落ちたと感じるような人生から更生できたんじゃないかと思っていた時期があった。 その頃の私は仕事的にはフリーターで、飲食店で長期間労働をしていて、自分でも何かの役に立てるようになった気がしていた。個人的に好きな事としては、バイクにハマっていた。 が、やはり40代前になって「こんな生産性のない仕事」をしているのが不安になった。時間と空間に少しのサービスを添えた、「消費」しかない仕事と言う風に感じて来た (飲食業でも厨房とか高級店なら違います、又、飲食業

          誰の役にも立てないなんて…