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ワークショップと写真(1)
ワークショップと写真について自分の言葉で書き留めたくなったので、メモ感覚で数回に渡って書きまとめようと思います。
許可を取っているものがないので、事例や作例をお見せすることはできません。
また、個人の考えですので参考にならないかもしれません。
それでもよろしければご覧ください。
ワークショップで求められる写真とは?
ワークショップにおける写真に関した研究や論文は検索すれば出てくるでしょう。
しかし、ワークショップのステイクホルダーが増えるほどに写真に求められる要素は不明確になると感じています。
運営者が求める写真、リアルタイムドキュメンテーション(以下RTD)で求められる写真、クライアントがいれば報告用に用いる為の写真、参加者に喜んでもらえる写真、レポート記事に適した写真、データとしての写真、広報に使える写真とワークショップに関わる人が増えれば増えるほど写真への求められ方が変わります。(同一の立ち位置でも求めるものは一つとは限りません。)
例えば、いかにも「ワークショップしました!いい雰囲気です!」という笑顔がアップで写っているものをよく目にします。
ついついSNSのアイコンにしたくなるような、素敵な写真なら撮られた参加者はポジティブな感想を持つことでしょう。RTDや参加者の声などイベントレポートを書く時にも最適と言えます。
一方で、素敵な笑顔の写真では全体の空気感や手元のアウトプットは伝わり難いかもしれません。
イベントの告知にも使い難いかもしれない。
空気感を表現したいのであれば、動画コンテンツの方が間違いなく伝わりやすいです。タイムラプスや時系列順に動画を編集した物の方が雰囲気を掴みやすいのは容易に想像できます。
また、写真ではその場の発言を記録することはできません。その場合、議論の可視化と言われるグラフィックレコーディングが適しているかもしれないですし、発話をレコーディングする方がもっと詳しく残せるかもしれません。
写真の強みを考えた時、ほかのコンテンツと比較してみると写真の位置付けというのは、中途半端だけど便利なコンテンツと捉えられるかもしれません。
しかし、事後共有やレポート記事、さらにはイベント中のツイート等、イベント告知には必ずと言っていいほどメインで写真が使われています。これが何故なのか、どのような要素があってなのかを突き詰めている途中なので感覚的なものですが、写真特有の汎用性の高さや手軽さ身近さは最大の強みだと考えています。
話を元に戻します。
私が考えるワークショップにおける撮影のポイントは、その瞬間を何の為に切り“撮る”のかを意識することです。
その一枚を何の為に、求められているどの要素を満たせるのかを意識することでいい写真になると考えています。
綺麗な写真がいい写真とは限らない。
探求する価値のあるお題かと思います。
今後もメモのように自分なりのTipsや考えを書いていこうと思います。
文章書き初心者ですので、非常に読みにくいものかと思いますが、読んでくださった方ありがとうございます。