ひかわ_リハビリの専門家

リハビリのコツを発信中/理学療法士/アスレティックトレーナー/修士/プロアスリート指導…

ひかわ_リハビリの専門家

リハビリのコツを発信中/理学療法士/アスレティックトレーナー/修士/プロアスリート指導実績あり

最近の記事

あなたの痛みの原因は動きのクセにあるかも

根本治療という言葉をよく耳にするかと思いますが、果たして今実施している治療が本当に根本治療になっているでしょうか? マッサージ受けてその時はいいけど数字で元に戻ってしまう。 そんな方にこの記事を読んで頂けますと幸いです。 ①動きのクセ=モーターコントロールの障害モーターコントロールという言葉をご存知でしょうか? モーターコントロールは、近年運動器のリハビリ分野で着目されている概念です。 平たくいうと、「動きのクセ」「運動制御」と同じ意味です。 モーターコントロールに障害が

    • 足関節捻挫後なにをしたらよいか

      スポーツ障害で多くみられる足関節捻挫。 捻挫だから大丈夫。とよく聞きますが・・・ 「医療業界ではたかが捻挫、されど捻挫」という言葉があるほど侮れない外傷です。 多くの場合は短期的には問題がないため、我慢して復帰している間に痛みが引いて治る場合が多いです。しかし長期的にみると、きちんと治療やリハビリを行わないと慢性足関節不安定症や将来変形性の足関節症になってしまうリスクがあります。 また、何十年後といわないまでも、足の弱さをかばって腰が痛くなってしまったり、きちんと治療しない

      • リハビリ受診時のポイント

        今回は、以外と知らないリハビリ受診時のポイントを紹介させていただきます。本来リハビリが無いのが健康で一番良いことかと思いますが、いつ、何が起こるかわかりませんし、自分の家族がリハビリを必要となる場合もあります。そんな時に本記事を参考にしてみてください! 考え方次第でリハビリの効果が異なってきますよ ①自分は何が困っているかを伝える「痛みを良くしたいです」これはよく聞くワード1位ですが・・・ 実はそれだけではだめです。 痛みを良くした先にあるものを伝えるようにしましょう。

        • 良いリハビリ担当者

          今回は良いリハビリ担当者の特徴を紹介させて頂きます。 ①患者さんの主訴や背景を踏まえて治療ができる同じ疾患でも患者さんの生活環境でリハビリ内容は異なってくるべきです。 テンプレート化した内容を実施している治療者は良い治療とは言えないと思います ②痛みの原因は何か説明できる痛みの原因により実施するリハビリは変わります。いつもマッサージだけしているようではもしかしたら良くならないかもしれません ➂何故そのリハビリが必要か説明できる痛みの根本原因を早い段階で 「体幹筋力が弱い

        あなたの痛みの原因は動きのクセにあるかも

          目標設定について

          今回はリハビリで重要な目標設定のポイントについて解説させて頂きます! ①具体性とにかく具体的に決めらるとよいです。 「痛みをよくする」だけではないく、「旅行に行きたいので1時間連続で歩ける体力をつけるのように具体的に決めましょう。具体的に決められることでやるべきことが見えてきます。 ②測定可能目標は測定が可能なものにしましょう。抽象的すぎると実際の行動に移せなくなってしまいます ➂到達可能目標は到達可能なものにしましょう。明らかに現実離れしているとなかなかモチベーション

          リハビリが上手く行っていない人の特徴

          今回はリハビリが上手く行っていない人の特徴を紹介します。 ①とにかくメニューをこなす闇雲に実施すれば良い訳ではありません。特にリハビリ初期には、量より質を大事に行う必要があります ②色々なメニューに手を出すやった感はでますが、実は効果が出づらいです。必要なメニューを必要な分だけ実施するのが長期的に運動を継続するコツでもあります。 ➂段階的なメニューになっていないいきなり強度が上がったり、簡単すぎるメニューではなかなか効果がでません。①ができたら②、②ができたら➂というよ

          リハビリが上手く行っていない人の特徴

          リハビリ好循環のサイン

          リハビリが上手くなっている? 上手く行っていない? 私見になりますが、治療者側が感じているリハビリ好循環のサインを紹介させて頂きます。 ①日に日に良くなっているのを実感するこれは、急性期に多い所見ですが、慢性期でもみられることがあります。 日に日に良くなっている実感があれば疑いようがなく好循環のサインでしょう! ②小さな変化を実感できるこれは自身の内面に意識が向いてきているサインです。自身の身体に注意が向くと脳へも刺激が入りリハビリ効果がUpします ➂身体が軽くなって

          リハビリ好循環のサイン

          リハビリの段階

          リハビリの段階リハビリには段階があると考えます。自身の段階に合わせたリハビリを行わないと良くなりません。今回は私の考えるリハビリの段階を紹介させて頂きます。 ①可動域や筋力の改善が単に必要なケース こちらはSNSで発信されている筋トレやストレッチを自身で行って改善する方はこのケースにあてはまる可能性が高いです ②代償動作や負荷の修正が必要なケース ①セルフエクササイズで良くならない方は代償動作(かばって他の部位を使用する動作)や自身の機能と難易度が上手く釣り合っていな