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足関節捻挫後なにをしたらよいか

スポーツ障害で多くみられる足関節捻挫。

捻挫だから大丈夫。とよく聞きますが・・・
「医療業界ではたかが捻挫、されど捻挫」という言葉があるほど侮れない外傷です。
多くの場合は短期的には問題がないため、我慢して復帰している間に痛みが引いて治る場合が多いです。しかし長期的にみると、きちんと治療やリハビリを行わないと慢性足関節不安定症や将来変形性の足関節症になってしまうリスクがあります。
また、何十年後といわないまでも、足の弱さをかばって腰が痛くなってしまったり、きちんと治療しないことで足関節の関節の緩さが残り、慢性的に力が入りづらい状態が続いてしまう可能性もあります。
そんな捻挫後の行動について解説させて頂きます。

①応急処置

痛みが落ち着くまでは
安静・固定・圧迫
冷却などは状態に合わせて
診察までは、なるべく荷重しないように

②整形外科で骨折有無、受傷部位を確認


たかが捻挫、されど捻挫の理由はここです
捻挫と思っても実は骨折している場合があります
また、受傷部位や患部の重症度で復帰期間が変わるので必ず早期受診し確認を!
骨折はレントゲンを撮らないとわかりません。なので必ず整形外科へ

➂競技復帰までの期間を確認する

理由は「復帰」の定義が
患者さん、医療者で異なるからです

いつから試合にでれるのか?
練習できるのか?
走れるのか?
具体的に確認しましょう!

④復帰までのスケジュールを立てる


患部の状態や試合時期から逆算して
いつからは何をして
いつまでは〇〇はしないなど
具体的にスケジュールを立てて
復帰までのプロセスが
イメージできるようにしましょう。

⑤リハビリを実施する

①~④までをきちんと整理できれば
スケジュールに沿って焦らずに
リハビリを実施するだけです。
やるべきことやプランが分かれば自然と運動も継続できると思います。
運動継続のためにも①~④をしっかり実施しましょう!


今回は捻挫後の行動について解説させていただきました。
捻挫後の行動の重要性もついて理解して頂ければ幸いです!
何か分からない点お気軽にご連絡ください!
https://lit.link/hikawarehab


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