Hikaru

2022年アメ人夫と、子2人とともに米国加州に移住。元高校教員。子育てしながら、アメリ…

Hikaru

2022年アメ人夫と、子2人とともに米国加州に移住。元高校教員。子育てしながら、アメリカでSLP(言語療法士)になるべくまた大学生になりました。2024年4月、第3子誕生。さらに大変。主に備忘録です。

最近の記事

アメリカの言語発達アセスメント (PLS-5) 標準検査

夏セメスターが始まりました。このセメスターが終われば、学位(学士)がもらえます!音声言語障害学専攻の科目はSpeech Language Assessmentのみ!(卒業単位要件の関係で入門スペイン語も取ってます笑) Assessmentとは、カタカナで言うアセスメント。日本語では「評価」でいいんでしょうか。紹介状(Referral)を持ってやってきたクライアントの言語、音声スキルを適切に測定し、その後の療育(orリハビリ)方針を決めるための大切なプロセスがアセスメントです

    • 股から子が出てくるのを目撃!アメリカでの出産

      こんにちは。4月に子供を産んできました。第三子です。第一子、第二子は、日本の、地元の産婦人科院で出産しました。田舎なので無痛分娩なんてものはございません(調べたら地元県内では大学病院1件と、個人院1件しか無痛分娩対応していないようです)。なので、アメリカで無痛で産めるのが楽しみでした。 アメリカでは無痛分娩はほぼプロトコルの1つ。麻酔なしを希望して、完遂する人もいるみたいですが、友人知人の話を聞くと、結局耐えられず途中で麻酔をする人が、かなり多いみたい。 妊婦健診は、日本

      • アメリカの教員と言語聴覚士(SLP)の給料

        ご無沙汰しております。4月に子どもが産まれ、バタバタしていました。生まれたてほやほやのベイビーは3年ぶりで、嗚呼可愛い・・・。初めてアメリカでの出産でしたが、それについてはまた後ほど。春セメスターの講義が全部終わり、夏のコースは始まるまで、1ヶ月ほどブレイク。疲れてます。子供の世話と家事以外やることがないって最高ですね。 本日はアメリカの言語聴覚士 Speech Langauge Pathologist 略してSLPの給料について書こうと思います。もともと私がなぜ教員からS

        • そもそもアメリカの学校教育におけるSpeech Language Pathologyとは?

          日本でいうところの言語聴覚士ですが、アメリカでSpeech Language Pathologist(言語病理学者;言語療法士; スピーチセラピストという表現がされるみたいです)の多く(おそらく全SLPの過半数)教育分野で活躍しています。教育分野というのは、端的にいって公立の小中学校、高校です。 アメリカは、障害者の権利、平等性を守る法律が日本よりも充実しています。障害(程度にかかわらず)を持つ子供も、特別支援学校ではない、自分の住所に割り当てられている公立の学校で、個別に

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          SLP Master's への出願

          Speech Language Pathologyの修士課程への出願は、前年の10月ごろに始まり、1月中旬締切、3月ー5月くらいの間にInterview(書類審査だけの大学もある)を経て秋入学のAdmission Offerをもらえます。 順調にいけば2024年の夏にSLP専攻でBachelorを取得できるので、2024年秋入学予定で、2023年の夏くらいから出願準備を始めていました。公立大学のSLP プログラムはかなり競争率が高く、カリフォルニア州立大学(Californ

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          CSUDH→Eastern New Mexico UniversityのSecond Bachelor's Degree Programへ編入

          お久しぶりでございます。前回の投稿でも若干触れましたが、CSUDHのPre-SLPプログラムのAdministration、教員や講義の質があまりにも酷くて、嫌気がさしてしまいました。2022年8月から2023年7月のSummerクラスまではCSUDHで講義を受け、単位とり、残りの必須科目は他の大学で取ることにしました(合計6クラス、18単位取得)。 Pre-SLP programをネットで検索にかける中で、新発見。 すでに他分野で学位を持っていると、General Edu

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          カリフォルニア州の教員免許について

          私は、日本で中学高校の外国語(英語)の免許を持っています。こちらでは使い物にならないだろうと思っていましたが、どうやらそうでもなさそう。 カリフォルニアの教員免許はTeaching Credentialsと呼ばれています。CTCと呼ばれる、教員免許を発行している教育委員会みたいな組織があるのですが、そこによると外国で訓練された教員も、Qualificationの評価を受けて上で、免許の申請ができるとのこと。 アメリカでは、英語は外国語ではないから、母語話者にWriting

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          カリフォルニア州のPre-SLP Program

          アメリカにおいて、Speech Language pathologist (略してSLP、日本語で言うところの言語聴覚士)になるためには、アメリカでは修士を修了する必要があります。 学士を持っている場合でも、それがCommunication Disorderに関係ない場合、修士準備として、最低30単位、大学でSpeech Language Pathologyに関連する科目の講義を受講して、単位習得しなければいけません。修士準備課程として2年ー3年の準備プログラム(Pre-S

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