カリフォルニア州の教員免許について

私は、日本で中学高校の外国語(英語)の免許を持っています。こちらでは使い物にならないだろうと思っていましたが、どうやらそうでもなさそう。

カリフォルニアの教員免許はTeaching Credentialsと呼ばれています。CTCと呼ばれる、教員免許を発行している教育委員会みたいな組織があるのですが、そこによると外国で訓練された教員も、Qualificationの評価を受けて上で、免許の申請ができるとのこと。

アメリカでは、英語は外国語ではないから、母語話者にWriting, Reading, Literature, Grammarを教えることになるのか?と思ったら、そういうことではないらしいです。

さすが移民の国アメリカ。ELD(English Language Developent)という科目があるのです。平坦にいうと、外国語としての英語を教える科目です。カリフォルニアは特にスペイン語を話す(英語を全く話せない人もかなり多い)ヒスパニック系移民が本当に多く、就学年齢で移民してきた子供たちは大抵英語は話せません。そのような英語を学んでいる段階の子どもたちのための科目です。Adult School (生涯学習センターみたいなやつ)で、大人向けの英語講座もありますがこれもELDに当たります。私の教員免許は、英語が母語話者ではない日本人の12−18歳に、外国語として英語を教えるという免許なので、こちらのEnglish(アメリカでいう国語)ではなくて、ELDに相当すると思われます。

日本の教員免許状
日本の教員免許状の翻訳
大学の成績証明書
ACEIによる日本の成績証明、教員免許の評価証明書
同一人物であることを確認するための氏名変更の証明(結婚して、証明書の名前から変わっていたので)
申請料100ドル

これを2022年10月なかばに送り、2023年1 月なかばにやっと審査が始まりました。。。さて、どうなることやら。

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