2021年6月の記事一覧
GARMENT GARMENT! ~ファッションインジャパン 1945-2020 流行と社会展~
厚みのある展示!
・めちゃくちゃ雨の降っているときに行く国立新美術館ってちょっと辛いよねえ。駅から微妙なアクセス!千代田線しか勝たんよ。
・ファッション展は、予想の3-5倍くらいの量のボリュームの実物展示で殴ってくる感じ。「きもの展」「ポールスミス展」「デビッド・ボウイ展」」とかの比じゃない。印刷物系の資料やCM、写真とかでなくとにかく全てを現物で示してくる。
・コシノジュンコ、タケオキクチ
そこにお芝居がある限り! ~舞台『夜は短し歩けよ乙女』~
原作と脚本・演出に惹かれて行ったら、舞台とキャスト皆を好きになって帰った。
※ネタバレ含みまする。
まず、森見登美彦の原作小説がとにかく大好きだ。
中高生の時に同世代の間で爆流行りしていたけれど、なかでも私は特に響いていた方なのではないかと思う。森見登美彦というメルヘンおじさんは、京都という土地を摩訶不思議な魅惑の舞台に仕立てあげ、現代日本語がかけ得る限りの魔法で物語を飾った天才である。原作は、
MARIOROMEO 〜ミュージカル『ロミオとジュリエット」〜
※この記事はネタバレを含みまする。
観てしまった。黒羽麻璃央×伊原六花回。
とある土曜日の夜のことである。
愛憎フランス物語近年ホリプロが数年に一度、若手イケメンミュージカル俳優の登竜門のように制作し、また宝塚歌劇団でも重ねて上演されている、小池修一郎先生演出のこの作品。
元はシェイクスピアの『ロミオとジュリエット』を原作として、20年前くらいにフランスのプレスギュルヴィックという凄い名前