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北の国にも3年

こんにちは。
本州では早くも最高気温が20℃を超えたというニュースを見て、気温差に驚いている今日この頃。 
まだ雪の残る北海道も少しずつプラスの気温になる日が増えて、雪解けの音を聞きながら過ごしています。

note2回目は移住のお話です。

私たちが北海道へ移住してきたのは今から3年前、2018年の秋のこと。
妻である私は生まれも育ちも神奈川の長閑な地域。夫と知り合うまで北海道へは1度も訪れたことはなく、勿論北海道に住むなんて1mmたりとも考えたことはありませんでした。

そんな私が北海道に実家のある夫と出会い、その頃からゆくゆくは北海道で暮らしたいという思いが二人の話の中で膨らんでいました。
それはもしかしたら定年を迎えゆっくりと暮らすようになってからかもしれないし、あと数年後かもしれない…

決め手となることもなく

いつか神奈川を離れるんだな…
来年はまだここにいるかな…と思いながら実感なく過ごしていました。

横浜で楽しく暮らしながらも何かざわざわとするものが二人の中で少しずつ大きくなっていた頃、「そのタイミング」はいきなり訪れたのです。

夫が北海道で仕事先を見つけ、内定が出てから僅か3か月で引っ越すことになりました。いそいそと荷物を纏め横浜を後にし、2018年の秋を北国で迎えることになったのです。

友人や会社の仲間たちからは冬になるこの季節に行って大丈夫?と心配されたりもしました。が、冬はいずれにせよやってくるものですし、なーんも大丈夫!でした (笑)

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急ではあったのに、いや急だったからか不思議と遠くに移住するという感覚はなくわりとすんなりと移ることができたのは、夫の実家へ数回帰省していたこともあったのかもしれません。

東京駅から新幹線で片道4時間強。
窓の外の景色をぼんやりと眺めていればあっという間で、その時間が長く感じたことはありませんでした。 

飛行機では1時間半と、更にあっという間!

いつでもそんな時間で関東へ帰省できるのです。

陸続きではないけれど遠くで暮らすという感覚は私にも移住を勧めてくれていた私の家族にもありませんでした。

急ではあったけれど、これが私たちのタイミング。
それに年をとってからの移住よりも、元気な今のうちなら何かと大変なことがあったとしても対応できるじゃないか。

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あれから3年。
横浜に住み、都内へ通ったあの頃とは随分と暮らしは変わりました。

今頃まだ横浜にいたら…
と時々考えたりしますが、どちらで暮らしていてもきっと相応に日々を送っているはず。

そう思えるくらい、北海道で暮らすことはもう私たちの中に根付いているのです。

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