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昭和の母、令和を生きる長男に降参。

美容院の帰りにコーヒーを飲みに寄りました。

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ここのコーヒーすき。マスターのユルさもすき。


実は我が家の長男、コーヒー淹れの商売を自宅で行っています。

小学校4年生の彼にはお小遣い制度はまだ適応されていません。そこで欲しいものを手に入れるため、手に職をつけたわけです(笑)

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Photo by sayoko.t

仕入れから自分でやるので、コーヒー豆の選定から。最初はスターバックスで買っていましたが、価格設定をしてやってみるとコスパが悪いことに氣づきます。でも価格重視にすると「おいしくない(お金払ってもらえない)」ことにも氣がつく。そして今はKALDIで一番高い豆を買っているようです。ポイントが貯まるのもテンション上がるポイントっぽいです笑

2クールくらい終えた時には投資ということで道具を買い、1回で2杯以上入れられるものを揃えました。これで自分の「コーヒーを入れる時間が短縮する(=前の半分の時間で前と同じだけ稼げる)ということも知りました。道具って大事。

月末に締めて、全部お小遣いにできないこともわかったし、今回はどうしてもゲームのソフトが欲しくって夫に借金をし、それをいつまでに返すという約束をして、「信用を担保にする」ことも知りました。

次男が「ずるいずるい」と言うので「あなたには担保にできるものがありません」と伝えました笑
信用を担保にするってなかなかシビアですよね。だから住宅ローンが組めるんだもんね、ン千万にね。「おとうさんが家を変えたのは返済能力があると信用されたからですよ」という話もしておきました。こんな時じゃなきゃ話できないもんね。

お父さん(夫)の株、上がるなぁ。笑


で、コーヒー淹れてお小遣いにしている話を以前ここのマスターにしたことがあって、その時カウンターの中に入れてくれて、おいしいコーヒーの淹れ方を教えてくださったんですよ、息子にね。


久しぶりに訪れ「まだやってますよ」って話をしたら「オレは小学校4年生でそんなことしたことないし考えたこともない」って話になって。

わたしだってそう!

人を喜ばせる術なんてものも持ってなかったけど、コーヒーを淹れる技術云々というよりも「コーヒーをいれてあげるとこんなに喜んでくれるんだ」という喜ばせる悦びなんてものを知らなかった。


長男はおむすびがむすべてコーヒーが淹れられる。しかも両方すごくおいしい。

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人をほっとさせられる。寄り添うようなことを考えずにできてしまう。しかもそれが彼の悦びにもなっている(ように見える)

10歳になる前に自分の悦びにつながる体感覚がわかっている。

すごいなーって。

「コーヒー淹れてあげられる、おむすびむすんであげられるってすごいことですよね」
「何かになることよりずっとすごいよね」

って話しを、いい大人2人でしてきました。

良き時間でした。


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