固定概念から抜け出せ!
やわらかい頭の作り方
細谷 功 文
ヨシタケシンスケ 絵
目次
第1章 「心の癖」を自覚する
第2章 「物理の法則」は、人間にも当てはまる
第3章 「メリット」は必ず「デメリット」になる
第4章 「対比」と「軸」で見えてくるもの
こんな人におススメ
・いつまでも柔軟な思考でいたい人
・言い訳を止めて、前に進みたい人
・クスッと笑えるヨシタケさんの絵に癒されたい人
心に響いたところ3点
「タラレバ」はタイムマシンに乗って過去に戻っても同じことになる可能性が高い
40代が目前になった頃、死ぬ時に
「他人の言うことを気にせずに、自分の好きなことをやればよかった」と後悔する未来が見えました。
これではいかん!と、好きなこと、やりいたいことはやっていこうと行動を変えました。
無意識による思考回路の支配は、すみずみに行きわたっています。その回路を少しずつ変えていくには、まあまあしんどいし時間もかかる。
我慢してきた40年に飽きたら、目の前の世界をひっくり返すことができました。
あなたは後悔する人になりたいか?
なりたくないか?
常識は非常識、非常識は常識
「思考停止している人の最大の特徴は自分が思考停止していることに気づいていない」と書かれています。
「常識」とか「普通」とか。
人生の前半は、ここから外れないようにするゲームを必死にやっていた私。思考停止してるつもりはないけど、振り返るとある種の洗脳状態であったと思います。
「常識」や「普通」を手放した40代の今の方が、断然頭は柔らかい。
決定論と確率論の思考回路
確率論者になりたい。いや、なろう。
どうしても失敗はいけないこと、という思考が頭をよぎって、行動が止まります。
数打ちゃあたる。
挑戦し続けるために、夢をかなえるために必要なこと。
数を打とう!
この本の目的・目指すところ
感想
いろいろな「やわらかい頭の作り方」を紹介してくれているこの本。
分かってることも大半なんじゃないかと思うのですが、結局のところ、分かっていても言い訳にして逃げている。固い頭の方が、できない自分を擁護できたりするのです。他責思考から、自責思考へと回路を切り替えられるようになりつつありものの、まだまだ自分の心の弱い部分が浮き彫りになったようでした。
言い訳をそろそろ止めにして、数を打っていきましょう。
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