In My Life - The Beatles
「In My Life」は、1965年に発表されたThe Beatlesのアルバム『Rubber Soul』に収録されているミドルテンポのポップソング。
『Rubber Soul』は、1965年にイギリスでリリースされたアルバムで、The Beatlesのそれまでの作品とは異なる音楽的進化を示し、バンドのキャリアにおいて重要なターニングポイントとなった作品である。
「In My Life」は、ジョン・レノンが作詞し、リード・ヴォーカルもジョンがとっている。作曲はポール・マッカートニーとの共作ということになっているが、どっちがメインで作ったのか2人の話が食い違っていてはっきりしない。
歌詞は、ジョンが自分の人生について、過ごした場所や出会った人々に思いを馳せて書かれているが、誰もが自分の人生に当てはめて共感することができる内容となっている。
曲は、セミアコースティックギターのイントロから始まり、バッキングの穏やかなハーモニーも加わり、非常に美しいメロディを生み出している。The Beatlesの中でも特に感動的な曲の一つだと言える。
間奏のバロック調のソロは、何の楽器を演奏しているのかと思ったら、ピアノだった。プロデューサーのジョージ・マーティンがピアノを半分の速度で弾いて、それを早回しで元の速さに戻してオーバーダビングしたそうだ。どうやらトゥルルンっていうところが速すぎて通常の速度では弾けなかったらしい。
このピアノソロを半分の速度で弾いている動画があるので2倍速にして聴いてみて。
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なお「In My Life」は、2021年発表のローリング・ストーン誌の「史上最も偉大な500曲」で98位にランクインしている。(2004年版では23位だった!)
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