霜月のひとりごと
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底の見えない光の中へ落ちていくことと天井のない空一面の光の中へ舞い上がっていくことが同じことだって いつから気づいたんだろう
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あの子の瞳が綺麗なのは、あの子にとってキラキラと美しく輝くものばかり見ているから
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どんなに良いことを言っていても 自分に嘘をついている人は何かしら歪んでいたり滞っていたり醸し出す何かが不自然
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星屑を混ぜたホットレモンを飲むと体の中で星屑が発光してとっても綺麗なんだよ
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雨の音が悲しそうに聞こえる人もいれば楽しそうに聞こえる人もいて どちらの音も知ってる人は素敵だなと思う
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笑う声がして振り返ったら色とりどりの葉が楽しそうに風に揺られてた
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どんなに寒くてもお日さまの暖かさで心はふわふわになれるって知ってる人は 強くて優しくて暖かい人だと思う
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『夜風になって会いにいくから 寂しくなったら窓を少しだけ開けてみて 風が髪の毛を揺らしたり頬を撫でたりしたら それが合図だよ』