インタビューをフリーマガジンにする⑥(初めてIllustratorを使ってみる)
前回の続きです。またこのシリーズはこちらにもまとめています。
晴れてIllustratorとPhotoshopをダウンロードしました。これで「全く使いこなせないわ!」となったらやめるので、とりあえず7日間無料を選択しました。
さて、印刷会社にデータを提出するには、原稿に「トンボ」というものを付ける必要があるそう。これは、仕上がりのサイズを示す印みたいなものです。四隅にある「トンボ」の内側を結ぶと、仕上がりサイズ(裁断の位置)になります。
仕上がりサイズぎりぎりまで写真や図形などがかかる場合は、仕上がりサイズにプラスして、周囲に3mmの「ヌリタシ」部分が必要になります。
そうしないと、たとえば背景は色が付いているのにフチが1mmくらい白くなってしまったり...なんてこともあるんですよね。
(以前自分がwordで作成してプリントパックで印刷したチラシは白地で、仕上がりサイズ周辺には何もひっかかっていないので簡単でした。)
そして今回は、見開きの形で入稿しなければいけないのです。なぜなら、仕上がりA3サイズの用紙の真ん中を留めてA4サイズの冊子を作ることになるので!
そんなフォーマットも、頑張れば作れると思うのですが、『プリントパック』社さんにはテンプレートが用意されているのでダウンロードしました。(フォーマットの作り方もHPに載っています。)
(これまで書いてきたこと、要はこういうことです ↑
仕上がりサイズのさらに内側にもガイド線が入っていますが。)
これでやっと、ページの中身にとりかかれます!!
まあ、今回原稿は90%くらい完成しているので、あとはデザインを考えて配置していくだけなんです。
そこで、コピペした文章を貼り付けてみたのですが、テキストがうまく扱えないんですよね。Officeに慣れているので、一向にはかどりません。
でも、つまずく度に検索をすれば、ヒントがすぐ出てくるのが、多くの人が使っているソフトのいいところですね。つまずきポイントもほぼ同じですからね。
最初に検索したことは
・テキスト 編集
・テキスト 行間
・図形 挿入
・線 挿入
・画像 挿入
・テキスト 太字
・オブジェクト 順番
などなど。
5分おきくらいに何かしら検索していました。
そしていちいち画面を切り替えるのが面倒なので、手元にタブレットを用意して、検索しながら原稿をすすめていきました。
ここでふと、Illustratorの講座(実際に教室に通うやつ)っていくらくらいするんだろう?と気になって、検索してみたら、入門編がだいたい8万円くらいでした(ソフト含まず)。
入門編がどの程度なのかは分かりませんが、自力で40Pのマガジンを作ったらそれ相当くらいのスキルは付くんじゃないか?という気がしてきました。
しかし、検索にも限界が...
やっていくうちに、「もうこれ何て検索したらいいのかわからないや」ということが出てきますよね。(そしてやっぱり本も買いました。まだ届いてないけど。)
そこで、以下の画像を兄にLINEで送り、検索のヒントを教えて欲しいとお願い。
自分でやっていて分かったのですが、Illustratorは機能が幅広すぎるので、ごく初歩的なことは検索できるけれど、「自分の制作物のここがピンポイントで知りたい」ということを知るのが難しい!
そして、疑問を間接的に聞くにしても、まず検索のヒントを聞いて、それでもわからなければその先をまた質問するのがいいと思いました。(相手がエキスパートでも単純に教えるだけで時間がかかる。)
そうしたら答えが、
・ルーラーを出す
・ガイドを引く
・変形パネル
この辺を調べるのがいいかも
ということで(ひとつも言葉がわかりませんが)検索してみました!
ここでやっと、
すでにテンプレートに表示されている水色の線=ガイド(ルーラーガイド)
ということが分かりました!笑 これね。
表示→定規→定規を表示で、画面にあるように定規を表示させて、定規の上でマウスをドラッグするとこの水色の線が現れます!
ここまできて、「ああ、画面を拡大してそのまま定規を使えば自分がやりたいことができそう」と分かり、自分なりに1ページを仕上げてみました。
=====2日経過======
実家にちょうど兄がやってきました!諸々の用事があったので10分弱くらいですが、レクチャーしてもらったら、一人で3時間くらい格闘していたことが一瞬で解決しました。長くなるので次回に持ち越します。
ちょっと脱線しますが・・・
すこし前に、「自力でセルフマガジンを作ったら教室に行かなくてもスキルつくじゃん!」みたいに思ったけど、やっぱりその場で聞きたいことって多いですよね。ゆくゆく仕事にしたいとか、効率的に学びたいと思ったら教室に行ったほうがいいなと思いました。
私は普通の人に比べたら今、すごく時間があってすごくお金がないので、まあいいかなというか、仕方ないなという感じですが。
自分でできた!と思っていても、たとえばエクセルでこういう表を作ったとして
(見た目は同じになりますが)日付を上からテンキーで1,2,3,4,5,6…みたいに打ってたり、月,火,水,木....って入力してる・・・みたいなことをillustratorでもやっていそう。
最近はいろんなことが自分でできちゃう時代だとも思いますが、相応のお金を払ってプロに教えてもらったり代行してもらったりすることも大事に考えたいですね。
続く...
いろいろな方にインタビューをして、それをフリーマガジンにまとめて自費で発行しています。サポートをいただけたら、次回の取材とマガジン作成の費用に使わせていただきます。