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【IT系OL】思考体力が持たなくなってきました。


こんにちは。ちゃめです。
記事を見ていただきありがとうございます。
この記事は「最近、疲れていると感じるタイミングが増えた」「仕事や勉強で分からないことに対面した時、考える気力が湧かなくなってきた」といった方に見ていただけると幸いです。


突然実感した、「思考体力」の低下


最近、「疲れた・・・」と感じたり、言葉を発してしまうことが増えてきました。
朝起きても何だか眠い。8時間くらい寝ているのに、昼間になると怠くなる。

今までは夜遅くまで起きれていたけれど、22時には寝たくてたまらない。なんなら20時くらいから寝てもいいのであれば布団に入りたい。そういった感覚です。

「疲れ」というと、そこまでまずい状況ではない印象になりますよね。
疲れるのって、まあ普通でしょって。誰でもあるでしょって思ったら確かにそう。

なんですけれども、最近明らかに脳が機能しづらいような疲れに陥っているというか、考える力が減ってきたと言いますか。少しでも複雑な、難しいことに対面をすると「考える」ことが辛くなってきたんですよ。

普通はどうしてAなのだろう?AよりもBの方が良いのではないか?いや、そもそも良いの基準は何だろう?など、考えを続けるということができていたはずなのに、最近はそれらの行為が辛い。

元々考えること自体は好きでしたし、複雑なことも紙に書き出していき分析することで少しずつ分かっていく、その過程が楽しいと思っていたのに、どうしてしまったのだろう。

甘えなのか?怠けなのか?それとも鬱なのか?

そう考えていました。

ですが、この現象がもしかしたら自覚していなかったですが、「スマホによる脳疲労」の現れではないか?と感じました。


スマホ脳になっているかのチェックをした


下記の内容を「はい」「いいえ」で答えてみた時に、6つ以上「はい」になったら、それはスマホ脳らしいです。


・スマホはいつでも手に取れる場所にスタンバイ

・1分の時間があればスマホを取り出す

・思い出せない名前などがあると、すぐスマホで検索する

・バスの時刻表はスマホで「写真」を撮る

・ 初めての場所にスマホなしでたどり着く自信はない

・調べ物はほぼスマホやPCに頼っている

・ 年中忙しく、時間に追われている

・情報に乗り遅れることに不安がある

・ スマホの着信音やバイブレーションの
 空耳が聞こえることがある

・ 夜、布団の中でもスマホを見ている


え、私全部チェックできるのですが・・・。
どうやら酷いスマホ脳になっているようでした。


身を持って、頭が悪くなってきていると体感


スマホを触るのは良くないという主張はたくさん目にしますよね。

雑誌に書籍、YouTube、色々な場所に、「依存してしまうから減らした方が良い」という主張がある。

でも、どうしてダメなのでしょうか。具体的に教えて欲しいですよね。

病院の先生に聞いてみました。


情報処理機能が低下するから


なんとなくではなく、実際にどうしてスマホの使い過ぎがダメなのでしょうか。

どうやら、スマホの使い過ぎが習慣化すると、情報のインプットが多過ぎる状態になるということです。インプットよりもアウトプットを増やすべきという主張自体はよく言われているので分かります。自分で書いたり発言した方がそのエピソードが感情を伴ってくることから、記憶の定着力が上がりますもんね。

でも、身体に現れる直接的なダメージが無いのであれば、別にスマホを見てもよく無いですか?という疑問もありそうですよね。

身体へのダメージ、ありました。それが「脳疲労」です。

情報のインプットが多すぎると、怠さとともに「脳疲労」の状態に陥り、脳の情報処理機能が低下するようです。


人間は受け取る情報を脳の「前頭前野」という部分で処理していますが、大きく分けて、


① 浅く考える機能 (←スマホ、テレビ、SNS等の情報インプットがこれにあたる)

② 深く考える機能

③ ぼんやりと考える機能

の3つがあるようです。


絶えずスマホを見て情報をインプットしていると、①の「浅く考える機能」ばかりを使うことになり、脳はヘトヘトに疲れてしまいます。

せっかく海にいて水着も持っている状況なのに泳ぐ練習が面倒、海水でベタベタになりそうだから面倒。だから砂浜で浅くてすぐ取れそうな貝ばかり漁ってしまい、海の深くでしか見られないような珍しい魚を見ずに貝だけ取って帰る(1日動き回って身体はへとへと)というような状況ですね。

②の深く考えるについては大切なことは広く知られていますよね。

物事を人に説明をするときに、自分がそのことについて深く考えてみる、彼に説明をするとしたら、この言い方であっているのか?別の言い方の方が良いのではないか?この説明にもしも例外があるとしたらどういった時か?どのくらいの頻度で例外は起きそうか?どういった言葉で説明をしたら相手の理解が深まるのか?相手はどこまで理解したいのか?そもそも理解をしたく無いのか?大枠から伝えるべきか?もしくは細かく順序立てて伝えるべきか?・・・等、仕事などのコミュニケーションでは、思い付きでやるのではなく、深く思考してからアクションをすることが求められます。


手近な快楽を求めて・・・


では、③はどうでしょう?

最近の研究では、③の「ぼんやりと考える」行為が脳にとって大変重要な役割をもつことが分かってきたみたいなのです。

ぼんやりと考えている時に、自分が受け取ってきた処理しきれていない情報の整理や分析を行ったり、人間の本質に関わる思考を培ったりしているのです。

この機能がフリーズしてしまうと、自分を客観視できなくなり、手近な快楽に流されやすくなります。

手近な快楽というと、まさにスマホですね。身支度をしなくても、人に会って気を使わなくても、運動して疲れなくても、いわゆる努力をしなくても、一瞬快楽を感じることができる道具。

そのため脳が疲れているほどスマホの使用時間は長くなって依存度が高くなりやすくなる→スマホを使う時間が増える⇨さらに疲れるという悪循環を起こしてしまうのです。

スマホの電源を切って箱に入れておく、目の見えない場所にしまう、親やパートナーに一定時間預けるなど、できることはやると良いと思います。私は仕事用のスマホのみオンとなっておりプライベートのスマホは電源を切っています。朝に一度電源を付けてチェックする程度です。

仕事のスマホへの連絡のみ対応できれば、それ以外緊急性の高いことは起きません。友人からの連絡など、1日後でも十分ではないですか?恋人の場合でも同じです。意外と自分がスマホを見なくても、誰も困らないです。


着手しないと前に進めない


スマホ依存によって、浅い情報ばかりを見てしまうことの影響は理解しました。

またこういうリスト・・・?と思うからもしれないのですが、深く考えたりぼーっと考える力を付けていくために、今日から実践すべきことをお伝えします!


●ボーッとする時間をつくる
1日5分でもよいので何もせずボーッとしましょう。難しい場合は、ぶらぶら散歩したり、何も考えずに体を動かすのも有効。

と言いつつ、私はボーッとすることが苦手です。お散歩は好きですがお買い物に行くなどの目的がないとどうも頻度が減ってしまう。なので、毎日の瞑想、ストレッチをする時間をスケジュールに組んで実行しています。ストレッチについては、ただ気持ち良くなるためにという目的だと継続する意味を見出せないという方もいらっしゃると思います。気持ちよくなることが目的ではなくて、「身体を柔らかくして、怪我をしにくくする」という目的で行ってみると行動に意味付けができて生産性重視の方でもやってみようと思えるのではないでしょうか?


●しっかりアウトプットする
アウトプットするということは、自分の中で一度情報を整理すること。
スマホを使う時も「◯◯について調べる」などしっかり目的をもって利用しましょう。

私はメモ書きを日々しています。無地のノートかA4用紙に、思ったこと、これからどうしたいか?について、日々書き殴っています。結構な量を使います。自分の考えや感情を言葉にして紙に文字を書いてみる。これは集中している瞬間が結構心地よいです。感情に敏感になることで、自分がどういった時に幸せを感じるのかが分かりやすくなります。だからと言ってすぐに劇的に色々なことがうまく行くなんてことないのですが・・・笑

メモ書きは、日々の積み重ねのために、まずは何をするべきなのか?を分かりやすくしてくれるようなものです。


●「手間のかかる方法」を選ぶ
メールではなく、あえて手書きで手紙を書くなど、時々でよいので日常生活の中で自分の手足を動かして行う方法を取り入れるようにしましょう。

楽をして手に入れたものへの思い入れがすぐになくなるように、行動や感情が伴って手にしたもの、達成したことの方が嬉しい!と思いますもんね。そんなに簡単ではないのでゆっくりですが、例えば私は、YouTubeを見そうになったら、仕事の関連書籍を1ページ読んだり、筋トレ1分だけやったり、あとは今書いているこのnoteを開いて記事を書いたりしています。

浅い関係性の友人と時間を過ごすことは高校生以来なくなりました。プライベートでの飲みの場は行きませんし、会社の飲み会もほとんど行きません。半年に1回あるかないかくらいです。今はオンラインでの業務なのでもっとないですね。

なんとなく寂しくてスマホを見たり、そこまで大切でない人にも会いに行ってしまう。うん、その代わりに関心のあるテキスト1ページ勉強をする方が、きっとあなたの満足度が変わってくると思います!


●本は本屋へ買いに行く
ネットではなく店に行って購入するなど「リアルな質感」を伴った行為が大事。
レストラン選びもグルメサイトに頼らず、自分の勘や嗅覚を頼りに探してみましょう。

これは本当に共感しています。アマゾン、楽天市場、メルカリ、ゾゾタウンなどお世話になっているサービスはたくさんあるのですが、楽に物が手に入る分、届いた時の嬉しさも減ってきた気がするのですんですよね。慣れていなかった頃は嬉しかったはずなのに、便利さも普通の温度感になってしまって。もっと便利に生産的に!と意識が向いてしまい、結局便利だったはずのサービスへの感謝が薄まってしまっている。

反対に、実店舗で購入した本や洋服への思い入れって残りやすい。これはあの店舗であの店員さんから買った洋服だな。とか、○○ちゃんと会う前に寄ったお店で買った本だとか。その時の記憶・感情とリンクして覚えている。家に持って帰ってきた後も自分の時間をかけた行動によって得た体験として気持ちに残る。

この方が、幸せな気がしませんか?


●脳によい栄養素を摂る
良質なタンパク質、ビタミンB群、鉄、オメガ3系の脂質(DHAやEPA)を食事でバランスよく摂りましょう。
サプリメントやドリンク剤などで補給するのも手。

私はあまりサプリメントに詳しく無いので、正直定番のビタミンCやコラーゲンなどが多いんですよね。ただ、食事として糖質の取り過ぎだけは気をつけています。

意識付けにたまに(月2回くらいまで)ドリンクを飲んで気分を上げる!みたいなこともやっています。今日は○○頑張るぞ〜!という朝から気合が必要な日などにどうでしょう。一緒にやりませんか?


●睡眠を大切にする
睡眠中は、疲労物質を代謝したり脳細胞を修復したりといったメンテナンス作業が行われています。どんなに忙しくても睡眠の確保を最優先にしましょう。

これは共感もあるけれど、私の場合はやらずにはいられないです。笑
普通に体力の限界が来るので、頭が回らなくなる時間がきます。どうか、どれだけ優秀だから大丈夫という自負がある方でも、睡眠の時間は取っていただきたいと思います。強く悩んでいる最中は、思考を深めなくても良いので、眠る時間を増やしましょう。悩みの感覚が和らいで、少し心がチクッとする程度に落ち着いたら、深く考えてみるで良いと思います。

今はコロナによる社会情勢への不安やそれに伴った、貧困・ジェンダー的な問題意識が強まっていると思います。私も仕事はありますが、ハッピーな気持ちだけか?というとそんなことはありません。でも、なんとか働くことで生きることができていて、眠ることもできていて、好きなものを食べることがたまにできて、たまに好きな洋服を着てお洒落ができている。その幸せをほっこり噛み締めています。

もし今考えたりする意欲なんて湧かないし感謝する気持ちを持つなんて無理・・・息をするだけでもしんどいという方。スマホを触るななんて言っておいて矛盾していると思いますが、「全て忘れて眠ってみる」の記事を、落ち着いた時に読んでみていただけると幸いです。挫折が重なり尊厳が無くなったと感じているときに書いた記事なので、あまり共鳴はしないほうが精神的に良いとは思うものの、前向きにはなれないよ・・・という方に読んでいただき、「そんなに言うなら寝てみようかな」と思うきっかけになればと思います。


SNS鬱を感じたら、デジタルデトックス。


今日は記事を見ていただき、ありがとうございました。

私はTwitterをやっています。

SNS依存はしたくないタイプなので、ガチ勢ではありません。

好きな時に好きなことだけ呟きます。

好きな人とだけコメントして交流をして、

一人暮らしの生活にほんの少しだけ、

「この人のこの考え方は良いな」

という感情を増やしています。

Instagramもやっていました。

でも今は見ていません。

友人の外食の自慢や赤ちゃんを見ても、

自分が今これからどうするのか?の意思決定には関係ないからです。

自分ができることを勧めるヒントにはならないからです。

自分が他者貢献をして自分の存在を大切に感じることに繋がらないからです。

色々な人、コンテンツがあるので便利になるものもあると思います。

でも自分にとって本当に有益かどうかなんてその時には分かりません。

自分の心がモヤッとしたりチクッとするのであれば見ない方が良いです。

見ないで、その代わりに、対面で会える人との会話を増やすとか、

自分だけの時間を増やして、ベットに大の字になってだらけてみるとか、

お風呂にお気に入りの入浴剤を入れてみるとか、

真面目すぎない本を買って読んでみるとか、

歩いていけるカフェまでお散歩して紅茶だけテイクアウトしてみるとか、

少なくとも自分がゆるい気持ちになれるものへと、

貴重な時間を使ってみて欲しいと思います。

私もそうします。

今はコロナのこともあり、大切な人に対面で会えないという状況です。

仕事でも怖いと思いながら外に出て行ったり、

一人で自宅で仕事している人も、自分だけ知らないことがあるのではないのか?

など不安になってくることが多いと思います。

私も25年間しか生きていないので、

どう行動を取れば良いのか分からなくなることは未だにあります。

今もその選択を考えている最中です。

人ってネット上で側からみると、悩みがあまりなさそうに見えると思います。

本当に悩みのない思考の方もいると思うのですが、

ネット上では特に承認欲求が高くなるため、

経歴を綺麗に記載して優秀に見えるように振る舞う人もいます。

そのため、それらと自分自身を比較するのは適切ではないのだろう。

そう思っています。

どこに折り合いをつければいいの?

と思う日々だと思うのですが、

思考停止でポジティブ思考でなくてはダメ!

など言うつもりはありません。

とことん、自分のネガティブな感情にも向き合って良いと思います。

私も日々、向き合って生きています。

そのうちの一つが、今回疲れやすい、考える力が持たない

と言う「スマホ脳」の現象でした。

体調は本当に大切ですね。

ああ、仕事戻りたくないなあ・・・

(また何かしら炎上しているのだろうな)←w

仕事はほどほどに、スマホもほどほどにしましょう。

ありがとうございました。

次回は、私が前職の銀行から転職をした時の体験を書きたいと思います。




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