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「The Secret Garden」を読んだ中二女子の感想

「秘密の花園」の作者、Frances Hodgson Burnettさん。

「小公女」の作者でもあったんですねぇ。

カバーに書いてある作者の経歴のところを先に読んで、びっくりしたんですよ。

「小公女」は小学三年生のときの学級文庫にあって、たぶん五回は読んだと思います。

「おぉ、なんか、お久しぶりです。」と思いながら読んだこの本。

面白かったです。

最初に思ったのが、この本の主人公Maryちゃん。意外と気難し屋じゃないか?

ということでした。

あの「小公女」を書いた方が作者ですし、出てくるのは誇り高かったり無邪気だったりする女の子だと思っていたんです。

「小公女」のセーラちゃんの方が大人だな、と思って。

でも秘密の花園の見つけて、他の人たちと関わっていく過程で年相応の女の子になっていくところは面白かったです。

初めは迷わず主人公はメアリーちゃんだと答えられるのですが、途中から(というか最後の方)だと誰が主人公なのかわからなくなっている構成も面白かったですよ。

なんか、秘密の花園の恩恵を受けるものがメアリーちゃんだけじゃなくなった、みたいな。そんな感じなのかなと思いました。

最後のおじさんの「In the garden」のところも、この庭はメアリーちゃんだけじゃなくてColinも、おじさんも幸せにしてくれるんだなぁと思います。

ここの部分だけなら、児童書じゃなくても入っていそうだと思いました。

というか、なんだろう。

アニメの最後にこのシーンがあって、子供と一緒に見ていた親世代の人が泣くところな気がします。

そして、この「秘密の花園」。

メアリーちゃんとかColinとかのために、神様が見つけさせてくれたものなのかな、と思うんですよね。

メアリーちゃんが秘密の花園への鍵を見つけたのも奇跡みたいなきっかけですし。

十年間誰も入っていなかったのも、メアリーちゃんのためにはそれが一番良かったからじゃないかな、と思って。

本の中に出てきた、この庭のMagicは皆を幸せにしてくれる魔法なんですね。きっと。



そしてそして、この本の作者、フランセス・ホジソン・バーネットさんの本を他にも読んでみたいと思いました。

翻訳書ででもいいのですが、こういうお嬢様とかお姫様とかのハッピーエンドのお話、大好きなんですよ。

特にこういう感じの年代のが好きです。

えーっと、なんて言うんでしょう?

赤毛のアンとか、リンゴの丘のベッツィーとか、秘密の花園とか、あしながおじさんとか・・・。

正確にどのくらいの年代かはわからないで書いているのですが、なんとなく似ているじゃないですか・・・。

つ、伝わると信じて!

おすすめがあったら教えてください!

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