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「THE OLD MAN AND THE SEA」を読んだ中二女子の感想

「THE OLD MAN AND THE SEA」。「老人と海」の英語版。(版?)読みました!

達成感がすごい。読み終わった時というよりも、一ページ読むごとに左の読んだページが増えていくのが嬉しかったです。

「THE OLD MAN AND THE SEA」は図書館に本当に「ザ・英語の本!」な感じの英語圏で売られていそうな本もあったのですが、やっぱり新しいほうが読みやすいかな、中身は同じだろうし。

と考えてこちらにしました。

英語の勉強になったのかは・・・わかりません。

でも、面白かったです。

「老人と海」の日本語版は先に読んでいたんですよ。

だから読み進められたというのもあります。

あらすじを知っているだけじゃなくて、全文読んでいたことが効果的だったと思います。

本を読んでいたら、印象に残っている文が5,6文は出てくるじゃないですか。

その5,6文と読んでいるところを照らし合わせて、「あぁ今読んでいるのはあの辺か。じゃあこの文の意味はこんな感じかな。」と読み進めることが出来たので。

途中までは電子辞書が手放せなかったのですが、途中からは辞書を引くことも忘れて読んでいました。

パッと見て「うわっ」となる長い文章でも、一文、一文を見ていると意外と知っている単語が多かったりして大体の意味はつかめるんですよ。

知らない単語もそこまで多くはなかったので、飛ばして読んでもなんとなく意味は繋がりますし。

船の部分の名前や魚の名前は途中から大体わかるようになってきたので、余計にですかね。

図書館の「ティーンエイジャー」コーナーに置いてあっただけはあって、読みやすかったです。

英文を読んでいてここまで集中できたのは初めてでした。

やっぱり自分、本が好きなんだなと感じました。

途中から辞書を引いていなかったことで、細かい内容は掴めていなかったのですが大体、こんな感じの場面なんだろうな~ということはわかりました。

むしろ英語がどんどん入って来て日本語に訳す暇がなかったからか、日本語で読んだ時よりも頭に浮かぶ映像が鮮烈です。

サンチャゴが船の上で過ごした夜のところでは涙が出てきたくらいです。

その反応が内容と合っているのかはわかりませんが、なんだか泣けてきてしまったんですよね。

あと生の魚を食べるときの感じ・・・なんて言ったらいいんですかね?

日本語だとどうしても美味しそうと思ってしまうのですが、あの・・・食べなければならない。みたいな感じが強く感じられました。

The old man was dreaming about the lion.

この最後の一文を読んだときは嬉しかったです。

私はこれをめがけて読んできたんだ!と思いました。


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