#わたしの本棚 「ウイスキー検定公式テキスト」
(最近お酒の記事が多いな…)
仕事でなければ、普段お酒は週に1,2回くらいでいいなと思う自分だが、最近はお酒-とりわけウイスキーのいろんな銘柄を買って飲んでみるのが楽しい。
というのも、普段時間潰しに見ているYouTubeでウイスキー関連の動画を見始めたことが発端だった。
●ウイスキー解説特化の CROSSROAD LAB
●ドラマ仕立てでウイスキーを識る ウイスキペディア
CROSSROAD LABは、店主が今まで学んできたウイスキーの知識や、視聴者からのアンケートによる「ハイボールに合うウイスキーランキング」や「好きなシングルモルトウイスキーランキング」などの企画が人気。
初心者向けに「ウイスキーとは?」という所から解説されている動画もあるので、ウイスキーをもっと知りたい!と思ったタイミングで見始めた僕は見事に毎日のように見るようになってしまった。
ウイスキペディアは題目の通り、ウィキペディアのウイスキー特化版という感じで、テレビ局制作ならではの
・ドラマ仕立てでの見やすさ
・キッチリ"取材"という感じの蒸留所見学やインタビュー
が魅力。
歴史をわかりやすく紐解いたり、全国の知らなかった蒸留所を迫力の映像付きで識ることができる。
といった具合で映像コンテンツだけでも結構のめり込んでしまっている中、今回のお題タグ「#わたしの本棚」に沿って紹介する本がこちら。
●新版 ウイスキー検定公式テキスト
「検定」とついているが、なにもウイスキー検定を受けようと思って買ったわけではなく、単なるうんちくに留まらない基礎的な知識が網羅されているテキストといったらこれが一番早いと思ったから。
監修したのはウイスキー評論家でウイスキー文化研究所代表でもある土屋守氏。
先ほどの「ウイスキペディア」でも"世界のウイスキーライター五人のうちの一人"として紹介されている。
実際の本の内容は「検定」という名に相応しい堅さで、ウイスキーに使われる原料、製造方法から世界5大ウイスキーとして知られているスコッチウイスキー、アイリッシュウイスキー、アメリカンウイスキー、カナディアンウイスキー、ジャパニーズウイスキーの原産国について、その国の風土や人口、開発の原点に携わった人物、国ごとのウイスキーの定義について事細かに記されている。
本ではよくある「コラム」にあたる部分は「チェイサー」と題されているのも洒落ていて、ウイスキーを知りたい人にとっては読み飽きない構成だ。
先ほども書いたように「試験に向けて」読む気は無いのだが、時間をかけてウイスキーの知識を培っていった際は受けてみるのも楽しそう。
昨今のウイスキーブームがきっかけで同じようにウイスキーに興味を持っている方には、きっと楽しい一冊になるはずだ。
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