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【後悔?】キューバに行ったことでアメリカに行けなくなってしまった件

去年の7月初め、キューバへ旅行に行ってきました🇨🇺

初の社会主義国、広告を一つも見かけず、気軽に行けるスーパーマーケットすらない世界は、なかなか面白かったです(^^;) SIMカードは3GBで40ドルとかいう高額だったため買わなかったのですが、ホテルのWiFiも弱いor皆無で、10年ぶりくらいにほぼインターネットなしで過ごした2週間は、決して最高の思い出とは言えないのですが、新鮮な経験でした。

旅自体は大きなトラブルもなく終わったのですが、1つ大きな問題が。アメリカのESTAが取れなくなってしまったのです。

ESTAの公式Webサイトには、

重要なお知らせ 以下の条件に該当する渡航者は、ビザ免除プログラム(VWP)を利用して渡米することは出来なくなりました。

・ビザ免除プログラム参加国の国籍の方で、2011年3月1日以降にイラン、イラク、北朝鮮、スーダン、シリア、リビア、ソマリア、イエメンに渡航また滞在したことがある方(ビザ免除プログラム参加国の軍または正規政府職員として公務を遂行するためにこれらの国に渡航した場合は特例あり)

・ビザ免除プログラム参加国の国籍と、キューバ、イラン、イラク、北朝鮮、スーダン、またはシリアのいずれかの国籍を有する二重国籍者の方

・ビザ免除プログラム参加国の国籍の方で、2021年1月12日以降にキューバに渡航または滞在したことがある方

と、はっきり書かれています…泣

これ、キューバに行く前に知らなかったのか、調査不足ではないのかと思われるかもしれないのですが、実はこのルールが発表されたのが2022年の10月月、私がキューバへ旅行へ行ってから数ヶ月後だったのです

しかし元を辿れば、トランプ氏が大統領だった時に事は進んでいたようで、そうなる可能性がある事自体は予測できたと思います。自業自得の部分もあるのかもしれません。それでも、その件を知っていたところでキューバへ行くことをやめていたかと思うと、恐らく「まあ大丈夫でしょ」という感じで強行してしまっていたと思うので、結局同じ結果になっていた気がします。

ESTAが取れないことの弊害はかなり大きく、アメリカへの旅行だけでなく、アメリカで乗り継ぎをすることすらできません。特に中南米に渡航するときは、アメリカ経由のフライトが安めであるにもかかわらず、諦めざるを得ないのです。(もちろん、メキシコやカナダ経由便は問題ありません)

それでも、絶対にアメリカに渡航できないという事はなく、アメリカの観光ビザを大使館で取得できれば問題ありません。ただ、

申請の手間が大きい
→長々としたフォームを埋め、書類を揃えて大使館の予約を取り面接、さらに審査を待つなど…

申請にアメリカ行きの航空券が必要
→もし却下されたらパーに

・職業上信頼してもらいにくい可能性
→海外在住、駆け出しの個人事業主って怪しまれそう

・もし却下されたらその後のビザ取得、渡航はさらに厳しくなる

このような点を踏まえて、どうしてもアメリカに行きたいという予定ができない限り、アメリカには行かないつもりです。学生時代にインターンをした思い出の地もあるのでとても悲しいのですが…泣

実際のところ、現在はまだ行ったことのない国を旅行することのほうが好きなので、たとえESTAがあったとしてもすでに行ったことのあるアメリカに行く事は多分ないと思うのですが、人生は自由でなんでもできると自分に言い聞かせている傍ら、法の圧力により世界最大の経済大国であり思い出にあふれた国からウェルカムされていない事実には、思い出すたびに少し悲しくなってしまいます。

でも、私にどうこうできる話ではないので、10年くらい経ったらアメリカとキューバの友好関係が改善して規制も解除されないかなあという淡い期待を抱きつつ、どうしても行きたくなったら胸を張ってビザを申請できるように仕事を頑張らないと自分を奮い立たせて前に進んでいます。

それでも、旅行好きの方には結構痛手なので、キューバへの渡航は慎重にご検討ください…


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