電車の中で見た光景に、胸が痛くなりました。

昨日こんな風景を目にしました。

私が友人と会うために、電車に乗っていると、隣に営業マンらしきサラリーマンの方が、座りました。

その方は電車の中で、ずっと仕事の電話をしていました。周りに気をつかいながら小声でお話されていました。

１件の電話が終わると、すぐに2件目の電話がかかってきたようでした。

それが終わるとすぐに3件目が。。。

そんな感じで、その方は電車に乗っている間、ずっと電話で対応をされていました。

電車の中では他のお客様のご迷惑になるので通話は控える、というのがマナーですし、アナウンスもされます。

その方もそのことは理解されているご様子でした。

でも社会的マナーを守ることよりも、きっと電話のお相手を優先されることが、その方にとっては大切だったのでしょう。

それを見ていて私は、なんだかいたたまれない気持ちになりました。

ほんの20分ほどの移動時間の間にも、周りの乗客の人たちに、いぶかしがられながら、数件の電話対応をこなす。

それがその方の日常なのでしょう。

会社の中ではきっと仕事ができる人、というポジションだと思います。電話で話す丁寧な口調から、そのことがよみとれました。

でも、電車の中ではマナーを守れない人、というポジションです。

ここで、はたと考えました。

この方は誰のためにがんばっているのだろう。

本来であれば、社会的マナーを重んじる人のはずです。

会社のために。

個人の社会的モラルを後回しにする必要があって、会社には貢献していますが、個人のモラルは優先できない状況。

移動中も電話応対しなければならない仕事量なのでしたら、タクシーで移動するのがベストだとは思いますが、タクシーで移動する経費なんて会社からは出ないのでしょう。

この方は誰のためにがんばっているのだろう。

そんなことを思うと、胸がキュッと締めつけられました。

私も以前、お勤めをしていたことがあります。

その会社の先輩たちはとても優秀で、なによりも仕事を大切にしていましたし、優先されていました。

当時はなんの疑問もなく、その姿を尊敬のまなざしで見つめていましたが、今は少し変わってしまいました。

私はヒーリングサロンをやっているのですが、自分の好きな時間で、好きな仕事をし、誰かに命令されることもなく、自分で自分の時間や仕事量を調整できています。

もう誰かの下で仕事をすることは、出来ないと思います。

こうやって会社という場所から抜けてみると、けっこうなストレスの中にいた、ということを実感します。

当時はそれが当たり前で、お勤めをすることでしかお金はいただけないもの、と思っていました。

それ以外の方法も知りませんでしたので当然と言えば当然だったのでしょう。

でもこうして、自由な人生の中にいると、当時はけっこう無理してがんばってたんだな、そう思います。

だから、お隣の営業マンの方を見て、胸がキュッとなってしまったのかもしれません。

最近は、人身事故で電車が止まることも以前より多くなった気がします。

コロナのことしか報道されませんが、コロナでよりも、たくさんの方が亡くなっている、ということを、東京にいると肌で感じます。

ストレスや経済的な理由だと思います。

これが当たり前、と思い、がんばっている方々も、自分の気づかないところで、もう限界がきているのかもしれません。

私もあのまま、会社勤めをしていたらいつか限界が来ていたと思います。

そんな私を救ってくれたもの

それは「知識」でした。

知識が多ければ、選択肢が広がります。

人は、選択肢が多いければ多いほど、自由度が高いと感じます。

自由度が上がれば、ストレスも減ると言われています。

知識を得ることで、選択肢が増え、苦しい状況から解放される可能性は高くなります。

私は一日の中で、数時間は、知識を広げることに費やしています。

そうすることで、自分の選択肢が広がり、自由度が高くなっていくからです。

その知識を広げる時間を確保するためには、逆に今までやっていたことをやめる勇気も必要です。

自分の生活の中で、大きく優先事項を変えていくことができれば、選択肢が広がり、苦しい状況を打破することができます。

今までの「当たり前」を変える時は、かなりのエネルギーを必要としますので、最初はけっこう大変かもしれません。

ですが、一度出来てしまえば、あとはそれを「当たり前」のことにしてまえばいいので、そんなにエネルギーは必要としなくなります。

人生が変わるのは一瞬。

この最初のエネルギーさえ出せれば、人生が変わる時って一瞬です。

ゆっくりと変わるのではなく、人生とはいきなり変わるものです。

その一瞬とは、数ヶ月から１年ほどの期間の場合もありますが、我慢している時間の長さに比べれば、一瞬です。

私は帝王学の講座もやっていますが、その講座を受けて下さった方は、たった2日間で人生が変わっていくので、文字通り一瞬と言えます。

私も人生が変わり出したのは、帝王学の講座を受けた瞬間からでした。

こんな風に知識が広がれば、人生を変える方法はたくさんあります。

でも、今までと同じ知識の範囲内にいると、選択肢は広がりません。

この「知識を得ることで人生が変わる」ということに、気づけていなかったら、私も電車でお隣に座ったサラリーマンの方のように、自分のモラルや想いを優先せずに、仕事を優先し、疲れきっていたのだと思います。

私は多くの選択肢の中から

知識を伝えていく側になる

という選択肢を選びました。

私が自由になれた「知識」

私を救ってくれた「知識」

それを人に伝える。

それがそのまま、私の生き方になっています。

どうぞ「知識」を広げて、自由になってください。

人生が変わるのは一瞬です。

ではまた。

私はヒーリングサロンをやりながら、資産運用も活動しています。

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