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ラベリングの使い方

ラベリングという使い方がこれで正しいのか、という疑問はあるのですが、私は自分の中で勝手に仕分けしたラベルを持っていてそれを出会った人に張り付けるということを頭の中でしています。

何か決めつけを行っているように聞こえるかもしれませんが、私なりの人の接し方についてまとめます。
要は分類は軸からのずれを計測するためのもの、という考え方です。

血液型で人をラベリングしている師匠
私には仕事で大変お世話になった師匠がいらっしゃいます。
今でも交友がありますし、何か困ったことがあれば小さなことでも相談するようにしています。

そんな師匠ですが、彼は人を血液型で分類しています。

例えばA型は几帳面で人からの指示に対して自分の中で腹落ちしないと行動に移らない、とか、O型はおおらかで肝が据わってるけどその場の雰囲気に流されがちとか(A型及びO型の皆さんがこれ読んで不快になったらごめんなさい。ただあくまで一例ですのでどうぞご勘弁を)。

私はAB型なんですが、師匠から、AB型の人って道で人を追い抜くときスピード上げるよな、と言われてはっとしました。

そのあとに自分の知り合いのAB型の人を観察していると実際に他の人より道で他人を追い抜くときにスピードが上がっているのです(バーナム効果とか難しい話はよしましょう)。

理性・感情と花形・裏方の仕分け
一方私はというと理性タイプ・感情タイプという軸と花形タイプ・裏方タイプという二軸により人を4種類に分類しています。

自分の中で上記2軸からXY平面を作って誰がどのあたりに入るかなーと考えたり、軸で区切られたそれぞれのエリアの共通項は何かなと考えたりします。

分類は軸からのずれを計測するためのもの
人にレッテルを張って回ってるような私と師匠ですが、もう一つ共通点があります。
それはそのラベルと実際のその人とのズレがどのぐらいあるか、という部分を観察することです。

今までのこのタイプの人はこういう話をするとこういう反応だったけど、この人はどんな反応するんだろうか? と考えながら話を放り込んでみたりします。

そうすることでその人と今まで自分の中で蓄積してきた経験との共通点と差を実感し、それをコミュニケーションやマネジメントに生かすように心がけています。

特にマネジメントをする立場になると人とのコミュニケーション量が圧倒的に増えます。

その際に一人ひとりをそのまま自分の中にインプットしていくと自分自身がパンクしてしまって結局密なコミュニケーションをとれなくなってしまったりします。

なのでコミュニケーションが苦手な方は人を分類して、観察するという方法を使ってみてはいかがでしょうか? などと考える次第であります。

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