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攻撃的な人は防御的

いつも機嫌が悪い人
みなさんの職場にも一人はいませんか?

いつも不機嫌な人、
何かを伝える時に言葉にとげがある人、
自分の正当性を大声で主張する人。

彼らはなぜ周囲に対して攻撃的な態度を
とってしまうのかを考えます。

攻撃は最大の防御
攻撃は最大の防御なんて言葉がありますが、
まさしくこれが当てはまります。
他者に対して攻撃的な人は実は
自分のテリトリーを侵されたくない
人たちであったりします。

攻撃と防御はポジティブとネガティブのような
二項対立の関係にあります。
そして攻撃はより強い積極性を連想させます。
つまり攻撃的な人たちは攻撃的な、
積極的に他者を攻撃する姿勢をとることで、
相手に自分を攻撃する姿勢を
とらせないようにしているわけです。
最近の言葉に置き換えるならマウントをとる
というのがまさしくぴったり当てはまります。

対処法
ではこのような攻撃的な人たちに対して
どのように接するのが良いのでしょうか?
答えは二つです。
一つは相手にしないこと。
二つ目は動じないことです。

まず第一に彼らは自分がいつ攻撃されるか
わからないという不安から周囲に対して
攻撃的な態度をとっています。
それはつまり他者からの干渉を拒んでいるということです。
であれば、その望み通り相手にしないのが正解です。

とは言え社会の人間関係上、
どうしても攻撃的な人たちと
関わらなければならない瞬間は存在するでしょう。

その際に重要のことはこちら側が動揺して
引き下がってしまわないことです。

彼らの基本的な発想はやられる前にやれ、です。
それによって相手を引き下がらせ、
譲歩を勝ち取ろうとしています。
そのためどうしてもかかわらなければならない場合には、
こちらから譲歩する姿勢を見せない
毅然とした態度が重要になります。

ただここで注意すべきなのは毅然な態度と
攻撃的な態度は別物であるということです。

毅然な態度とはこちらが設定した
デッドラインは譲らないという防御の姿勢です。
対して攻撃的な態度とは相手の譲歩を
引き出すための攻撃の姿勢です。
この二つを混同していしまうと自分自身が
攻撃的な人になってしまいます。

職場における人間関係は正直面倒なものです。
ただその中でもあらかじめ対処を自分の中で
シミュレーションしておくと
いざ実際にその場面に遭遇しても動揺しにくくなります。
このような訓練を繰り返して
攻撃的な人たちだけが得を
するような会社にならないよう、
私自身毅然な態度で仕事に
取り組みたいと考える次第であります。

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