東大赤本:さよならは別れの言葉じゃなくて 再び逢うまでの遠い約束
明日から赴任になる初任者の机をみると、東大京大の赤本&過去問がどっさり積み重ねられ、今日で学校を去る長年勤務してきた先生からの愛のあるメッセージが添えられていた。
愛といろいろな思いは感じられるんだけど…大学出たばかりの本当の初任さん、OBでもなさそうだがこのプレッシャーのかけられ方に耐えられるのかなぁと、心配にもなってしまう。
約一年前の自分を思い出すと、初日から管理者権限のIDパスワード書いた紙と数行メモだけ渡され、自分&他の異勤者のアカウント登録等の作業を頼まれていた。
「採用試験後の初任研前、職員への自己紹介の前にいきなり管理者業務やらせるってすごいなぁ…」と驚いたことを鮮明に思い出す。
今日で初任者見習い期間最終日。
一年間、指導も殆どないまま、授業作りもテスト作りもほぼ自力、校務やイベント等で12か月連続月間100時間以上時間外労働継続…
我ながらよく頑張った気がする。
今日、異勤になった先生方には、長年勤め、優秀な仕事をしてた先生方が多かった。おそらく不本意で他校に行く先生方が圧倒的に多いし、引き継がれないままになってしまうことも、おそらくすごく多い。
もう少し、時間とゆとりを持たせて人事や仕事をまわすだけでも、劇的に状況はよくなるのは容易に想像できるのに、どうしてうまくいかないんだろ。
【異勤の先生が予定より30分近く時間オーバーさせながら、退任挨拶したときに紹介していた曲。生徒から大人気の名物教員だったが、自分もこの名物先生が大好きだった。】
公務員で受取出来ませんので、お気持ちだけで大丈夫です~