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【資料】ショパンの友だち【はじめに】

はじめに

「ショパン家の子どもたち」「ショパンの友だち」のコミック/グラフィックノベルを描いてるハイハイミミと申します。

もともと私は油絵画家で、ショパンは「音楽」より「肖像画(19世紀の人たち)」の方に興味を抱いていました。
いま、マンガや絵本を描いているのですが、ラフを元に絵の精度をあげるためには資料が必要。知らないものは描けないですからね。

そうやってピンポイント資料集めはマニアックで面白い。ですが、作画が終わると忘れてしまうんです。

調べた資料を忘れないうちに整理・記録したいと思います。自分でもう一度、あるいは他の人でも調べられるように。

この記事が2年前。
今でもポーランド語は読めないし、ショパンの手紙の地名とか人名とかぜんぜんわからないのですが、まずは原語でキーワードをチョイス。キーワードがあってれば検索できる。

まず検索すれば「見つかる」ことがスゴいよ!!

どんな小さなことでも見つかりさえすれば、そこからずるずると繋がって、目的地にたどり着くことができる。
テキストでも画像でも、何かしら手段を講じて翻訳できます。機械翻訳の精度は年々あがって、いま、日本語として割と綺麗だ。

実はモリオルカのお父さん、モリオール伯爵の自伝を読んでみました。図書館の画像を1pずつGoogleレンズにのせて、テキストを抜き出し、それをコピーしてDeepLに翻訳してもらう。大変ですが読めるのです!
モリオール伯爵の自伝はぜんぜん面白くなかったけど、とにかく読みました。

他にもショパンが7歳の時に楽譜を出版してあげたスカルベクさん。彼は学者でもあり執筆した本が図書館にあるのを見つけました。ショパンの姉のルドヴィカたちが出版した本も探せばあるかもしれない。19世紀の本がそのまま、外国人のアタシが外国にいながら読める可能性があるなんて。
本当にすばらしい(´;ω;`)ブワッ

その場所でどんな生活をしていた人なのか、ちょっとずつ調べられるようになってきました。
自分の想像と資料との境が曖昧になりがちなので、出典を言えるようになりたい。

今描いてる「ショパンの友だち」の漫画~ヤン・ビヤウォブウォツキのお話とそれにまつわる参考資料。資料はかなりマニアックですが、ご興味があればお付き合いください。


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