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お金を生み出す3つの“資本”の関係について考えてみた

こんにちは!
あなたのストーリーを文字にするWebライターのひはらです。

今日は僕たちが持っている資本について考えてみます。
資本というとどんなイメージがあるでしょうか?

少し堅そう、、、
自分とは縁遠い、、、

そんなイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。
実はそんなことはなく、誰しも収入やお金を生み出すためにこの資本を使っているのです。

作家の橘玲(たちばな あきら)さんが分かりやすく資本を3つに分けて解説しておられました。
橘さんによると資本とは資産(分かりやすく言えばお金)を生み出す元になるもので、

✅人的資本
✅金融資本
✅社会資本

という3つだと定義されています。まずはそれぞれを考えてみます。

人的資本はまさに“身体が資本”ということ

まず人的資本ですが、これは生まれながらほとんどの人が持っているものです。
昔から“身体が資本”というように、何をするにもまずは自分自身の健康やコンディションが大切になってきますよね。

農作業や一次産業で生計を立てているのなら単に身体を動かすということなのでしょうか、現代社会では働き方は非常に多様化しています。

そのため、この人的資本も単に体力や専門分野の能力だけではなく、広くセールスやマーケティングの力も合わさった市場価値と呼んでも良いのではないでしょうか。

早く手に入れたい金融資本

次に金融資本ですが、一般的には預金や不動産、株などがこれにあたると思われます。
ただしここでは資本なので単に持っているだけのもの(金利がほぼ無い定期預金など)は厳密には資本の定義からは外れるかと思います。

更には売買を目的としたいわゆる“投機”用の商品も資本とは残念ながら呼べません。

長期保有を目的として継続的にあなたのお財布を潤してくれるもの

これを本当の意味での金融資本よ呼べると思います。
いち早く、この資本を作れる世界に行きたいものですね。

生きている限り必要な社会資本

最後に社会資本は、思いっきりかみ砕いて言えば生産的な人間関係と言えるのではないでしょうか。
リモートワークやオンラインでの交流が増えたとはいえ、人は人無しでは生きてはいけません。

仮に完全に一人で孤立してしまえば、余程精神力のある人でない限り数日で参ってしまうでしょう。

人は社会的な生き物だと言われます。
お互いがプラスになる関係である、社会資本をどのくらい作るかで今後の人生の豊かさが決まってくると言っても過言ではないでしょう。

3つの資本を作るには順番がある

橘さんのお話や、僕なりに3つの資本の関係性を考えてみました。
その中で感じた資本を作る順番は以下です。

人的資本を上げる
まずは自分の人的資本(市場価値)を上げましょう。
サラリーマンでもフリーランスなどの事業主でも収入の基盤になるのが、この人的資本です。

ここで自身の価値を上げて収入をまずは増やすところが特に20代の社会人スタート時期には大切だと思われます。

収益が一定になれば金融資本へ移動
人的資本の世界で手に入れた収益を、金融資本へと徐々に移していくことが大切になりそうです。
あくまで長期目線で、目先の利益に走ることのないようにする必要がありそうです。

熟成に時間がかかる社会資本
最後の社会資本ですが、これは人的資本の段階でも、金融資本の段階でも効果的になってきます。
最近ではコミュニティという言葉をよく聞くようになりました。

多くの人が信頼できる人たちの集団を探し求めているということなのでしょう。
ただし、資本なのでここも長期目線で、目先の損得勘定では本当に良い人間関係を築くことは難しいです。

資本を作るという観点からも人間関係作りには熟成の期間が必要です。
掛け替えのない仲間を早い段階で作り、一緒に成長していけたら最高ですよね。

以上、今回は3つの資本のお話とそれがどのように連動しているのかを考えてみました。

特に新社会人の方、新しいことげチャレンジしようとされている方は参考になればと思います。

それでは、また。


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