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体育会系人材が企業で活躍する理由 後編

こんにちは。
スクラムヒューマンパワー代表 日原 達仁です。

私の記事を読んでいただいて、ありがとうございます。

どうして体育会系人材は人気があり、入社後に活躍できるのでしょうか?
その3つの要素について、お話したいと思います。

まず1つ目です。
スポーツでは、学力ではなく学習能力、
自分を変化させていく力が鍛えられます。
戦略を組み立てること、また、頭でイメージしたことを、
身体を使って表現するということは、なかなかできるものではありません。

繰り返し行う反復練習で、
頭の中に描いたイメージと現実の動きを一致させる、
そんな力にアスリートは特化しています。

元アスリートの方達は、ビジネスの世界に行っても、
最初は苦労するかもしれません。
しかし、コツややり方を理解できれば、あとは自分の頭の中に、
イメージを実現させていくやり方、仕組みが出来上がっているんです。

ビジネスにおける知識と、フィジカルな感覚が一致して
結果が出やすいのではないかと考えます。

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2つ目は、柔軟に考えられる資質を学べるということです。
スポーツには学びの場がたくさんあります。
いずれ主体性へと育つ種を植えることができます。

ゴールを決めて、目標をもって
「自主的に」そこへ向かうことができるのが、
アスリートの強みではないでしょうか?

3つ目は、スポーツにおける上下関係です。
上下関係といっても、
昔のようないわゆる「絶対」な先輩後輩ではありません。
もちろん気持ちよく挨拶をしたり、
上司や先輩の話に素直に耳を傾けられる部分は大事にしています。
ここでいう上下関係とは、
監督やコーチ、キャプテン、それぞれのポジションによる役割を意識した、
フラットな人間関係を作れるということです

監督やコーチ、評価する側に対して、自分は何を求められていて、
それに対して結果を出すためにはどうすればいいのか。
個人の目標と、チームの目標の違いを理解して取り組めることが強みです。

これは企業でも、規律、組織の中で
自分の役割は何かにフォーカスできる、役割を理解して全うする力です。
個人とチームの役割を理解し、求められた結果を出すための、
自分の行動を導きだすことにつながります。

特にラグビーやサッカー、
個々の役割を理解し、臨機応変に動くことを求められる
集団スポーツの選手が得意なのではないでしょうか。

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求人企業と求職者の橋渡しは、
スクラムヒューマンパワーの事業のひとつです。
様々な企業へ訪問し、人事の方にお話しを伺う機会がとても多くあります。
若い世代が育たない、次世代のリーダーがいない、
とても多くの企業が悩みに思っていることです。

規律、組織の中で自分の役割は何かにフォーカスできる
役割を理解してそれを全うする力があるアスリートは、
リーダーを任されても活躍できます!

こんな時代だからこそ、体育会系人材の力が必要なんです!


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