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可能性を引き出す!「コーチング 」とは? 3

こんにちは。
スクラムヒューマンパワー代表 日原 達仁です。

私の記事を読んでいただいて、ありがとうございます。

厳しい指導が、人材を成長させます!
厳しさがないと、人は成長することもさせることもできません。
このことを肝に銘じて、
リーダーは組織やチームの理想の姿を明確な形として描き、
率先垂範してチームへ目的、理念を語り掛けます。

今回は、組織とリーダーの在り方についてお話したいと思います。

人が集まればそこには集団が生まれます。

・満足型(自立)
・他律型
・なれあい型
・荒れ始め型
・崩壊型

職場、スポーツチーム、学校、家庭、どんな集団も、
おおむねこの5つのタイプに分類することができます。
リーダーは目的、目標、夢、ビジョンを掲げ、
「自立型集団」へ向けてチームを導きます。

先日お世話になっている経営者の方とお話する機会を頂きました。
貴重なお話を沢山伺うことができ、とても有意義な時間となりました。
その方は、300年先のビジョンを描き、信頼関係を大切に、
社会との共存共栄を目指しているとお話してくれました。
そしてそのためには、やはり「自立」をテーマとして上げていました。

30年前、私は強豪校のラグビーチームで、
厳しい環境のもと「日本一」に向けて日々鍛錬を続けていました。
「厳しいこと」が当たり前の時代でしたので、違和感を抱くこともなく、
日本一になることを前提に激しい練習も乗り越えてきました。
しかし日々の練習は乗り越えられても、
有名な「地獄の夏合宿」になると、目標を見失うときもありました。

コーチング_3_1

人間の本質は、極限状態が続くと姿を現します。
他人に矛先を向けるタイプと、自分に矛先を向けるタイプです。
ラグビーのゲームは80分間フルに走り、タックルし、
体力がもはや「耐力」になるまで追い込むスポーツです。

チームの、お互いの信頼関係が構築できるまで、
ギリギリ極限まで追い込みます。
辛さを笑いに、狂言のような会話ができるようになり、
牽いては本音で語ることができるようになっていきます。
本音で話しているのか、浅はかなうわべだけの会話は、
感覚的に見抜けるようにもなります。

本気さを伝える最も合理的な方法は、
コンパクトに短く言葉にすることです。

ラグビーの清宮克幸さんは、
チームのテーマを「アルティメットクラッシュ」として、
徹底的に相手チームを粉砕すると選手達にプレゼンしました。

そして厳しく指導しても、人格否定だけはNGです。
今の時代にモラハラ・パワハラに通じる手法は通用しません。
リーダーは、メンバーの長期的成長を見守ります。
特に「感情」「思考」「行動面」を尊重し、成長するまでは辛抱です。
相手の反応に感情的になってしまっても、
・イライラしたら6秒待つ
・100%は求めない。
・自分でできることに注力する
等、平静さをキープすることが大切です。
自分の力でコントロールできない事柄に怒りを感じても、
無駄なエネルギーとなってしまいます。

これからの時代は、如何に「自立型人間」を育成し、
自立した組織を作っていくかが問われます。
そのためにも、リーダーを育成していくことが求められているんです!


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