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可能性を引き出す!「コーチング 」とは? 4

こんにちは。
スクラムヒューマンパワー代表 日原 達仁です。

今回はリーダーが意識するべきことについてお話したいと思います。

ドリーミング(プランニング)、ティーチング、コーチング・・・
指導者である上司や経営者は、メンバーである選手や部下に、

組織の目標、ビジョン、ゴールを設定し、結束力を高め、
成果を上げる集団を築くことが、最も重要な課題です。

PDCAを実行できているか?
企業もスポーツチームも同じです。
目標(計画)、実行、確認(評価)、改善の4段階を繰り返し、
継続的に改善していくことが求められています。

例えば強豪高校のラグビー選手なら、
「1月7日決勝戦は花園の舞台に立ち劇的な勝利を掴む。監督を胴上げし、
    全国の高校ラグビーファンに感動、勇気、希望を与え、
    支えてくれた方々へ感謝する」と目標を置き、
そのために日々ハードなトレーニングを繰り返します。
試合で練習の成果を確認し、また課題を改善していきます。
このプロセスを繰り返すことで、目標設定の幅を広げていきます。

最高の目標、最低の目標、中間の目標、
最後に「絶対に達成する目標」の4つの目標を区分して、
イメージ力を高めます。

岡田監督時代の日本代表サッカーでは、
2010 FIFAワールドカップでベスト16という成績を残しました。
この時の最高の目標はベスト4を掲げていたそうです。
ラグビー日本代表も、目標をベスト4に設定し、
初の決勝トーナメントに進出、ベスト8を達成し、世界を驚かせました。

私も社会人ラグビー監督時代に、
原田隆史先生の研修(原田メゾット)を受講し、
この目標達成の立て方、設定方法を学びました。


原田先生は「成功は技術」とおっしゃっています。
技術を習得することができれば、誰もが成功できるのです。

脳はイメージできたことと、
現実に起きていることの区別がつかないためです。

レモンをイメージしてください。

コーチング_4_4_lemon


「酸っぱい!!」と唾液があふれてきませんか?
実際に食べていないのに、なぜそのような現象がおきるのでしょうか?

目標設定は、組織メンバーの意識を高め、目標達成にめけて行動します。
経過報告することで目標を意識し、
更に実現できるように改善することが可能です。
今では当たり前にできていることですが、
集団スポーツでは大勢の選手が、チームの目標をONE TEAMで実行します。

コーチング_4_1

目標もなく選手に練習させることは、指導者不道徳です。
目標設定の方法を学び実践していくと、必ずある程度まで成果がでます。
しかし壁はあり、急な坂道や困難な壁に遭遇します。
高い障害を乗り越えるコツは、
メンバー同士「関わる」こと、存在感を高めることです。
簡単に言うと「励ます」文化が組織やチームにあるからです。

夢を描く、目標を設定する。
志高く、リーダーは覚悟をもってビジョンを描きたいですね。
笑顔でだと、尚良いです。
ワクワクしながら思考すると成果の輪が繋がります。
「何を、どんな気持ちでやるか」が重要です。


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