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採用がうまくいっている会社とは?

こんにちは。
スクラムヒューマンパワー代表 日原達仁です。

私の記事を読んでいただいて、ありがとうございます。

世の中には、2種類の会社があります。
採用がうまくいっている会社と、うまくいっていない会社です。

採用がうまくいっている会社にはいい人材が集まり、
新しいことにチャレンジもできるでしょう。
人材を育成する仕組もあり、業績を伸ばし続けることができます。


一方、採用がうまくいっていない会社は、日々の業務に追われ、
新しいことにチャレンジする余裕もありません。
現状維持が精一杯、不況やコロナ禍など、
外部環境の急激な変化にも対応できずにいます。

採用がうまくいっていない会社とは、

1.求人情報サイトに掲載してもエントリーが少ない
2.企業展にブースを出しても、席がガラガラで埋まらない
3.レベルの高い人のエントリーが最近減ってきている
4.面接に来るはずだった応募者に、連絡もなくすっぽかされる
5.内定通知を出しても、辞退されてしまう
6.採用しても、こちらの期待するパフォーマンスを上げられず、
   お荷物になっている

上記のような特徴がみられます。

人事からは、即戦力かつ、コミュニケーション能力が
高い人材が欲しいという話はよく聞きます。
賢い人、勉強のできる人、教養のある人、
どれも欲しい人材であることに変わりはありません。
しかし、本当にそれが「良い人材・欲しい人材」でしょうか?

採用する上で、いちばん大切なことは
「礼儀正しさ」なのではないかと私は思います。
最高のチームの為には、礼儀正しい人材を集め、見抜き、捕まえて、
さらに人材育成する仕組みを作ることが大切なんです。

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あるIT企業では、新卒採用のポイントを、
この礼儀正しさ、礼節にフォーカスしています。
まず礼儀正しい人材を採用し、そこからOJTトレーニングにて
IT企業に必要なスキルを教育していきます。
礼儀正しさとは、挨拶ができること、時間を守ること、
清潔であることに現れます。
シンプルでありながら、意識しないと忘れがちになってしまう部分です。

もし礼儀のない人材を採用してしまうと、
年間150万円以上の余計なコストがかかってしまうことになります。
礼儀のない人材の影響力は大きく、その影響は感染症のように
社内に広がってしまいます。有害な社員がひとりいると、
「スーパースター」と呼ばれる、
特別優秀な社員2人以上が達成するような、
特別な生産性を帳消しにしてしまうそうです。

それほど、礼儀のない人材の影響力は大きいんです。
問題を起こされれば、本来不要なはずの裁判費用等が発生したり、
何より社員の士気や顧客満足度の低下が発生します。
礼儀のない社員によるネガティブな感情による影響は、
礼儀のある社員によるポジティブな感情の影響よりも大きいんです。

では、そのような礼儀のない人材を採用しないためには、
なにが重要でしょうか?

実は、採用面接時の質問がとても重要なんです。

面接は場当たり的にするものではありません。
体系化し、どの人に対しても同じ順序で
同じ質問をすることをお勧めいたします。

質問をし、会話を重ねる中で、ほんの少しでも
礼儀正しいとは言えない態度や言動がないか、目を光らせてください。
「いい人材を見抜くことに適した質問」については、
次回さらに詳しくお伝えいたします。


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