育児の話〜2歳でひらがなが読めるようになった背景〜
家事育児お仕事お疲れ様です。
我が家は日曜日ですが、夫は仕事、2時からのスイミングに参加してきました。
支援センターやスイミングで、棚や名札のお友だちのお名前など、ひらがなを読めることついてよく褒めてもらうことがあるのだが、
そんな娘に何をやったのか、まとめようと思う。
①ひらがなに興味が持てるような環境設定
よく言われるのが、お風呂にポスターを貼って、興味を持たせるという手法。(写真はありません💦
我が家も、100円ショップやスリーコインズで購入したお風呂ポスターを貼っていた。
飽きた頃に、内容を変えるということをしてきた。
まずは絵に注目して、「これはあひる」というように示す。
次に、「あひるはこれとこれ、どっちかな?」と問いかける。
最後に「あひるはどこ?」と問いかける。
この三段階はセガンの三段階と呼ばれ、物の名称を覚える方法としてモンテッソーリ教育の教えの一つとして紹介される。
もう一つ、歌が好きな娘、好きな歌をカレンダーの裏に歌詞を書いてリビングの目がつくところに飾っている。
②手作りおもちゃで五十音で文字を作る
モンテッソーリ教育の言語の分野に出てくる移動五十音をマグネットとひらがなシールで作った。
作る文字は、ダイソーの文字カードを手本にして、ゆっくり丁寧に、間違えても間違いに気づくまで指摘しないことを心がけて、文字を作る遊びとして2歳から行った。
2歳は【おんなじ】が好きな時期。
同じを見つけて箱の中に収めて並べる。これだけで秩序の敏感期の発達欲求を満たすことができる。
そしてできるだけそのものの関心を深められるように、
実物を用意して触るということもやってきた。
③砂文字で、指先の感覚を刺激しながら覚える
砂文字は既製品を用いて用意した。
やった文字に印をつけ、その文字がつく言葉を辞書で確かめてホワイトボードに書き出したりしたこともあった。
辞書引きの癖付けをしたくて、やったことだが、本人が辞書で新しい言葉に出逢う楽しみを知ったようで、何もない時も辞書を引くこともあった。
④ひらがなスタンプで文字を書けなくても印字して遊ぶ
ひらがなのスタンプもモンテッソーリ教育に出てくる教具。
移動五十音でひらがなの場所を感覚的に覚えたら、この遊びができるようになる。
敬老の日には、このスタンプを使って手紙を書いた。
やりたいという気持ちを後押ししてくれるアイテム。
④写し書き
写し書きはモンテッソーリのお仕事のひとつ。
トレーシングペーパーをひらがなの上に置き、サインペンでなぞるもの。
これは砂文字で書き順や形を覚えてから取り組む。
これから先もいつもやれるように棚にセットしてある。手を添えてなぞることは2歳でも出来た。
⑤街中にある疑問を真剣に一緒に考える
文字に興味を持つキッカケを最初にくれたのは、いろんなマークだった。
非常用扉だったり、マタニティマーク、とまれのマークなど。
それがどんな意味なのか一緒になって調べたり、大人はそのルールを守っているという社会の関係性にも触れる機会になった。
興味関心がどこにあるのか注意深く気にかけて、その興味に合うものをさりげなく用意することや、調べるツールを用意した。
⑥ホワイトボードを使ったなぞり書き
ホワイトボードのペンを使ってなぞりがき。
摩擦が少なく書きやすい。
そして、失敗してもすぐに訂正ができる点が気に入っている。
ひらがなに対する興味を持った娘は、
noteを書いている間も、絵本をひとりで読んで楽しんでいる。
私の親は、「絵本をあれだけ読み聞かせたのに学力が伴わなかった」といまだに言う。
今日紹介した色んなことを、私にもして欲しかったと、直接言わないがとても思う。
そして絵本を読んだからと言って、頭が良くなるとは限らないし、学力を上げるためのツールとしてみていることも残念だと思う。
絵本は知らない世界を広げてくれるし、
絵本を通して友達も作れる。
絵本の世界で、やられて嫌なこと嬉しいことを疑似体験することで経験値も上げられる。
感情に名前をつけることも得意になって、生きる力を後押ししてくれるだろう。
私も子どもの時読んでもらった本を大人になって読むと、感じ方が違うこともあるし、
やっぱり同じ感じ方をするものもある。
絵本には、やっぱりパワーがあると思う。
娘には、大人になっても絵本が好きな子でいてほしいなと書きながら思った。