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「poetry notes01」が完成するまでの経緯
7月13日(土)に発売する
「poetry notes01」が完成までの
経緯を書こうと思います
最初は、2024年2月の終わりごろに
地元の詩の先輩、浅見恵子さんから
「一緒に本作らない?」と電話が来た
突然のことだったので驚いた
話を聞くと、6名が参加して作る
詩や、エッセイや、写真や、俳句、イラストなどを
一冊に詰め込んだ華やかなアンソロジー本で、
そこに僕が大尊敬する詩の先生、
堤美代さ
【詩集を発売しました!】
笠原メイ詩集
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『Midnight Cigarette』を
発売しました!
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詩誌に掲載された5編の詩を収録した、A5サイズ。11ページの手作り冊子です。送料込み500円。BOOTHのみでの販売になります。よろしくお願い申し上げます。
詩集「Midnight Cigarette」の経緯
2024年3月15日 (金)に発売する
詩集「Midnight Cigarette」の
完成するまでの経緯(いきさつ)を書こうと思います
話は2023年5月まで遡る
近所に住んでいる、詩人の浅見恵子さんに
「私が文学フリマに持って行くから
あなたも簡単な冊子作ってみたら?」という
ご提案を頂いて、初めて「本」を意識した
今まで詩の本を作るなんて
すごく大変で、お金が膨大にかかるという
ネガティブ
【エッセイ】2023年を振り返って
2023年、の終わりが近づいている
家族とXmasケーキを食べたあと
近所の公園をウォーキングする
耳にさしたイヤホンの中、ジョンの声
湿った枯れ葉を踏みしめながら
息を切らしつつ
2023年を振り返っていたら
あまりにも色々なことがありすぎて
感極まって、少しだけ涙が流れた
とにかくたくさんの人物にお世話になって
新しい一歩が踏み出せたような
充実した一年だった。今回は詩の活動に於いて
(プラ
【小説】サマーシンフォニー
Ⅰ
朝、5時に起床する、
悪夢らしき悪夢は見なかった。
窓のブラインドに指を挟んで開く、
隙間から宇宙が透けそうな青空が覗いた。
小鳥のさえずりが響いている。
まだ寝ている彼女を起こさないように、
静かにベッドを抜け出して、
キッチンへ通じる廊下を抜ける。
三毛猫のパーシーもまだ眠っていた。
猫の意識でも気配でなんとなく分かる。
つづく…(本文11262文字+あとがき)
一行詩集「365」まえがき
一行詩集「365」
まえがき
この詩集を作ろうと思ったきっかけは、短い一行詩なら、通勤電車の中や、仕事の休憩時間や、家事や、子育ての合間に、紅茶を沸かすより、簡単に読めて、その瞬間だけ心が落ち着いたり。どこかに旅に出たような解放的な気分を味わってもらえると思ったからです。
谷川俊太郎さんも「詩の良い部分はすぐ読めて、何度でも読める所」と仰っていたました。
2021年の夏から一年間。毎朝、僕
【メイクラブ】
作詞/作曲 笠原メイ
悪夢のような自分の星
太陽に猫が落とされたら
好きな名前で私を呼んで
シャワールームで愛し合いたいましょ
恋のかたちを脱色した 息継ぎ
牛乳プリンの匂い
言葉のない世界でも
三國先輩と恋に終ちたかしら
やばい言葉は1秒
あのこの消えたツイート なんだろ
あの子の煙草になりたいわ
でなきゃラジオになって歌いたいわ
あの子のドラマの15話目に出て
「こんち
【Birthday】
作詩・作曲/笠原メイ
海の底で抱きしめて
雲の上でキスをした
時計は家に置いてきた
かといって永遠を
求める訳でもなく
ハッピーエンドがあればいい
全てはここから始まり
ハッピーエンドがあればいい
終わりのダンスを踊ろう
車の上で星を見て
同じ空気を吸い込んで
君の足は宙ぶらりん
いつか死んじゃう二人
内容のない約束して
アンドロメダ指輪嵌めた
小さなライターの火
【チャーミンデビルに捧ぐ】
作詩・作曲/笠原メイ
あいつの肺を傷だらけにしたのは
ロックの悪魔なんかじゃない
商売よりも汚い嘘
ダンスホールには
割れたレモネードの瓶や
吸殻が辺り一面 散らばっていて
そいつを拾い集めている間に
あいつの魂は灰になっちゃった
日本のステージは糞みたいに
ハエがたかってる ぶんぶんうるせえ
今夜も、やさぐれた感情を
ミラーボールの光がシェイクして
「お疲れ、
【キセルでOK】
作詞・作曲/笠原メイ
君の吐いた食べ物を僕は飲み込めないよ
君の流した血の量を見て嫌になった
こっちにおいでよ 窓を開けよう
この部屋はちょっと空気が悪いから
君の涙の理由なんて知りたくないよ
相手の男が30過ぎとかどうでもいいよ
こっちにおいでよ 林檎を剥いて
ギター弾くよ さっき覚えたコードで
歌で寄り添うような真似だけはしたくないよ
だったら直接そっちに行くから呼ん
【青空】
作詞・作曲 /笠原メイ
もしも 日本が明日戦争になって
あなたが兵士に連れてかれて
持ったことない銃や 訳分からないミサイルで
外人をみんな殺すまで帰れなくなったら
私あなたをすぐに諦めるわ
だってきっとすぐに死んじゃうもの
もしも 遠い遠い戦場の中で
あなたが何も出来ず途方に暮れた時
戦闘機が飛び交う真っ黒な空に
私の顔を思い浮かべて
きっとあたし同じ空の下で
真っ白な洗濯物乾