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【現役世代・子育て世代こそ知っておきたい】お金と投資のこと (その5 ママでも出来ちゃうファンダメンタルズ分析)


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前回、好きな会社に投資をすることが大切と書きました。
ただし、好きならどんな会社でも投資をしていいかと言うとちょっと違うんですね。

たとえ大好きなものを作ってる会社でも赤字垂れ流しで改革も出来ず、ただ消耗し続けているような会社では大切なお金をきちんと増やせる確率は下がります。

ポイントは、好きな会社で尚且つファンダメンタルズ分析で自分が定めた条件に合う会社に投資すること!


私は株式投資に関してはファンダメンタルズ分析を採用しています。

ファンダメンタルズ分析とは

企業そのものに注目して、その企業の価値を分析する方法です。
経営陣や本業の製品・サービス、業績やブランド力、資産・負債、今後の成長性などを調べます。


まず、この会社のサービスや製品、いいな!と思う会社を見つけたら、HPやIR、四季報の内容を調べ、投資する・しない・投資する場合には金額を決定しています。

ただ、自分の生活の範囲内で出会う全ての会社が上場企業なわけでもないし、知れる会社なんて本当に限られてますよね。
そんな時に役立つのがスクリーニングです。

スクリーニングは、自分が指定した条件に該当する銘柄を簡単に検索出来るサービスです。ここから洗い出した企業を更に調べ、その上でこの会社いいな!応援したいな!好きだな!と思えたら買う、そんなやり方をしています。

これって例えるなら、就職活動や転職活動にちょっと近いかもしれません。
就職活動する時も、知っている会社だけに目を向けませんよね(中にはそう言う方もいるかもしれませんが)。条件に沿って出てきた会社を色々と調べ、ここで働きたいなと思ったら応募しますよね。
ただ、就活だと経歴や学歴など応募の条件があるのと最終的には会社側が採用・不採用を決めますが、投資する時はこちらの経歴は一切関係なく、こちら側が買うか・買わないか、いくら買うかを決めることが出来ます。

スクリーニングで出会った会社であっても、最終的な判断は前のnoteで書いた通り、この会社、好き!と思える会社だけです。いくら条件に合致しても、条件だけで投資することはしません。


いくら時間をかけて調べあげた会社であっても

『ん?あれれ?』『なんか変だな』『それっておかしくない?』など

何か引っかかることがあったり、好きだな〜と思えない、社長の言いたいことが結局よく分からないなら投資しない選択をすることも必要です。
私たちは個人投資家ですから、何が何でも取引しなければいけないわけではないのです。調べ上げた結果、やっぱりやーめた!ももちろん有りなのです。むしろそれが大切かも・・・。


投資する上での条件


それでは、好きだなと思った会社を買うべきか調べる時に何を見ているかを紹介します。

・本業の製品、サービス
・経営者、経営陣(代表取締役・役員)
・業績(売上・経常利益・営業利益・純利益等・一株あたりの利益)
・株主
・発行株式数
・競合他社(競合に比べてどうか)・資産と負債
・企業価値
・配当利回り
・PER
・PBR
・ROE
・ROA などなど!

もっと細かいところもありますが、大雑把にはこんなところです。
いや、大雑把でもないか・・・。
ファンダメンタルズの詳細は長くなりそうなのでまた次回書いていこうと思います!


ちなみに先述したスクリーニングでは、上記からいくつかの項目を設定して、その中から自分の好き・得意な業種を選び会社を調べていく作業をしています。
結構、地味な作業です。

個人投資家が毎日投資活動をしているかと言ったら、全然そんなことはありません。むしろニュースや流行を見たり(追いかけ過ぎはしないですけど)、上記のようなファンダメンタルズ分析をしたり、勉強している時間の方が圧倒的に多いです。

ただ、これって普通のお仕事と違って
まとまった長い時間が取れないママでもやりやすいと思うんですよね。

いくつかの条件を入力して、少しずつ調べていく。
地道だしとても地味な作業なので好き好きはあるかもしれませんが、私はこういう作業が好きだし、ちまちまと少しずつ進められ家事子育てに支障が出ないのでありがたいなと思っています。

今回はここまで。最後までお読みいただきありがとうございました!
次回はファンダメンタルズ分析の際に私が基準にしている具体的な数字を紹介したいと思います。それでは〜〜

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