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生きにくいぞ!

戦後15年、日本の高度成長時代に産み落とされ彼此58年生きてきた。
幼少時代は舗装道路もなく、東京といえどもまだまだだった時代。
アポロが月に、ビートルズが来日、我が家にはTV・・モノクロ感半端ないっす!
砂利道を走る車は、バス・タクシー・トラックなど商業車が埃を巻き上げ走っていた。そう映画でよく見かける1960年代。
1970以降(昭和40年代)後半に小型日本車が走り始めた、今思えばクラウンも小さかった(笑)ステーションワゴンはライトバンと言われてたね。
百貨店やスーパーも田舎に出来始め、週末はカネもないのに百貨店屋上で鼻を垂らして遊んでいたぞ。
一般庶民へお金が回り始めて、「ディスカバージャパン」なるテレビから流れるCMや雑誌に乗せられ旅行もできるようになり、ハワイなど海外旅行も手がとどくようになった1980年代。
物にあふれた裕福な生活も国民中流意識ってものに騙され消費消費の生活になってましたね。ハウスマヌカンに憧れ、ブランド物に目を向けさせられ他人より良いものを持つ、他人と違ったものを持つと言いながら、所詮ブームに乗せられ結局似たようなものをみんな持っていた(笑)ものが個人の尺度となり、隠れたローンは身を隠し、のちにカネは全て巻き上げられる社会。
高額納税の上位は決して世界の人々に幸せを与えた企業や個人ではなく、人の生活の上になりたる事業ばかり。日本においてはパチンコやサラ金や衣料品や薬屋じゃないか。生活の浪費を促す企業ばっかですね、これから裕福に起業を考えているなら、一般人に浪費させる事業が成功じゃないでしょうかね・・・要らないものを必要に感じる消費者にもかなり問題があるんですよね(笑)
本当に心も身の回りの環境も裕福になっているのか?

しかしながらなんか今の時代は生きにくいのです。なんでだろうねぇ〜

「正気な人ほど、現代社会は生きにくい
心が健康な人ほど、精神的に病んだ社会では生きにくい
正直な人ほど、ズル賢い人間だらけの世界では生きにくい
気が付いている人ほど、まだ眠ったままの人間社会では生きにくい
個性のある人ほど、作られた人間の世界では生きにくい
心豊かな人ほど、心の貧しい社会を目の当たりにしとても非常にかなり生きにくい」

1963年に作られた日本についての映像教材「日本・アジアの奇跡」。
アメリカ人の眼から見た高度経済成長期の日本が堪能できます。
https://youtu.be/I4BA07mkMcw?t=232