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私のキャリア

大学の同窓会に依頼された記事をそのまま投稿します。
転職の転機を記事にしました。

10年目になり、薬局から病院に転職しました。
これまでのキャリアと転職の動機について紹介します。

前職の9年間

はじめに言わせてください。前職には感謝しています。
薬局薬剤師の業務以外にも採用活動や復興地区の支援活動を経験させていだきました。
薬局長に就任してからは、店舗運営はもちろん、病院や訪問看護ステーションと連携して地域住民の薬物治療に関わりました。
得意なことも、そうでないこともありました。
9年間、目の前の課題をどう解決するか、必死でした。
どれもやって後悔はありません。
多くの経験がつながり、薬剤師、そして社会人として成長しました。

転機

私が長期的なキャリアを考え始めたのは、9年目に当時の取り組みが一段落した時期でした。
薬局薬剤師、薬局長として大半の業務ができるようになり、会社に貢献できている実感がありました。
そのときに出ったのが、「LIFE SHIFT 100年代の人生戦略」の本です。

「人生100年時代」を知り、1/3しか生きていないことに衝撃を受けました。
新型コロナウイルスの出現で、大きく生活が変化しました。
これまでにない長い人生に加えて、予測できない変化に対応を強いられる時代です。

「今の生き方で、長い人生を楽しめるのか。
 やってみたいことはないのか。」

自問自答を繰り返しました。

ストレングス・ファインダー、キャリア・アンカー診断、「Will-Can-Mustシート」といった自己分析ツールをやりました。

わかったことは、“やりたいこと”はありませんでした。
しかし、強みとやりがいを把握でき、“どうありたいか”を発見しました。

人と話して、着想を得たときにドーパミンが分泌されます。
復興支援や薬局外との連携は刺激的でした。
これからのキャリアを歩む場所に、他職種と関わる機会が多い病院を選びました。
この決断に至ることができたのは、様々な経験があったからです。
前職には心から感謝しています。

私の経験が、誰かに参考になれば幸いです。

記事を振り返って思うこと

当時の心境を思い出しました。
経験したことから、教訓や思考の傾向を整理していました。

いくら考えても、”やりたいこと”は見つからないことに焦りました。
どれだけ振り返っても、目の前の課題を良いように解釈して楽しんでいたことに気づきました。

長期的に成し遂げたいことに向かって頑張るより、目の前の課題を次々と取り組んで生きています。
知見が溜まったころに、突然やりたいことが思いつきかも知れません。

しばらくは”どうありたいか”を軸に頑張ります。


まとめ

  • ”やりたいこと”はなくても、”ありたい状況”がわかると方向性が見えてくる

  • 経験していることで、見えてくる景色がある

  • 振り返ることで、新たな学びがあるさ



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