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PS2「忍道戒」を語る

エルデンリングを購入したので、これからは毎日更新をやめて隔週更新になります。嘘です、ちゃんと更新します。

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ゲーム繋がりで、今日は私の大好きなPS2の名作「忍道 戒」を語りますか。

・大好きなゲーム「忍道 戒」

販売リンク

概要
スパイクが2005年に発売した「ステルスアクションゲーム」
同社のシリーズ作品としては、「侍道」「ドラゴンボールZ Sparking!」、「ダンガンロンパ」などが有名だ。製作したアクワイアは、かつて似たゲーム性の「天誅」シリーズを開発している。「天誅」シリーズからは、「一撃必殺」、そして「ハラキリエンジン」を受け継いでいる。

この忍道 戒は、人気を博してシリーズ化。全9作品も販売された。

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・ゲーム性

プレイヤーは忍者を操作して、様々な任務をこなしていく。

誰しもが思い浮かべる忍者の様に、壁に張り付く、手裏剣や煙玉やまきびしを使う、刀を用いたアクションを行うことができる。

ただこの忍者、そんなに強くない。

雑魚敵2,3人に囲まれただけで圧殺されてしまうなんてのは日常茶飯事。このゲームのキモは、ジャンル:ステルスアクションゲームとあるように「忍び、虚をつく」ことだ。

敵に発見されていない状態や、発見・あるいは警戒状態でも条件がそろえば一撃必殺の血祀殺法(ちまつりさっぽう)と呼ばれる技を使うことができる。

この血祀殺法(ちまつりさっぽう)はプレイヤーと敵の位置関係や、周辺の状況に応じて様々な演出があり、実に爽快感がある。通常より強力な敵、普通の殴り合いをしたら勝てないような相手でも問答無用で一撃必殺なのだ。

背後からコッソリ近づいて
一撃必殺!

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◆ハラキリエンジン
ハラキリエンジンというのは、ゲーム内の勢力に主人公が介入することによって情勢が変化し、異なったストーリー展開を楽しめるシステムのこと。具体的には、任務の成否や首尾によって依頼主の好感度や軍備、空腹度などに変化をもたらし、送られてくる任務も変化していくという仕掛けである。

上記のシステムのおかげで周回プレイも非常に楽しい。

特定の勢力に肩入れしたり、八方美人にふるまったり、なんなら特定勢力のボスを殺害することも可能だ。

私はこの素敵な女教祖に肩入れしまくった

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・やりこみ要素

前述したようにこのゲームは雑魚敵すら強い。そのうえで、難易度を上げると正々堂々正面から突破なんてのは到底不可能となる。

敵に発見されたら即座に逃げて、先に発見した場合は巡回ルートを確認して虚をつく。巡回ルートを把握した上でも各個撃破が難しい場合は、オブジェクトを利用したり、手裏剣や煙玉などのアイテムを用いて攻略していく必要がある。

難易度が高くて、クリアの仕方はプレイヤー次第。
自由度がとにかく高い!

◆調合システム
プレイヤーはマップ上に落ちているアイテムを収集し、拠点に帰還した際にはそのアイテムを調合することで様々な効能のアイテムを作ることができる。

単純な爆薬、正気を失わせる混乱玉、敵を衰弱させる煙玉。

上記のような敵に使用するものもあれば、体力回復・自キャラの増強などの薬の作成も行える。

私のオススメはもちろん混乱玉。

ステージ中央にある櫓を陣取り、地上で警備をしている敵に向けて投げつけまくりましょう。混乱した敵キャラは同士討ちを始め、その騒動に駆け付けた敵にも混乱玉を投げつける。

まるでデスゲームを主催する狂った大富豪の気分を味わえる。

ある程度、遊んで飽きたら爆薬を投げ込んで終幕だ。

効能についても数値化されているため、最強に特化したアイテムを作成するのはなかなか大変。だが出来上がったときにはその効果に笑みが止まらないだろう。食ったら爆発する寿司とかも作れる。

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◆裏庭
プレイヤーの拠点には裏庭というものがある。ここには定期的に敵が攻め込んでくるため、予め罠を張りめぐらせ敵襲に備えることができる。

罠の設置だけでなく、地形を編集することができので、坂道を作ったり段差をつくったり、なんなら断崖絶壁をつくることも可能だ。

襲撃して早々に奈落の底に落ちる敵キャラ

自由度が高いので、上記のような高見の見物をしているだけで敵が死んでいく最悪のピタゴラスイッチガーデンが作れる。ただ調子にのって近くで死にざまを見ようと接近して、自らが張り巡らせた罠にハマって死んでしまうのもあるあるだ。

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・裏技

PS2の古いゲームということもあって、制作側が想定していない裏技も存在した。いまどきのゲームの裏技というと多くが制作側が意図的に作り上げたものか、あるいはアップデートで修正されてしまう。

しかし古いゲームにはアプデもなければ、そもそもシステムの脆弱性が高い(良い意味でね)。

このゲームでは無限にジャンプできたり(それに用いて通常ルートをすっ飛ばしてショートカットしたり、もはや空中浮遊のように移動することすらできる)

アイテムを無限に増殖できたりした(調合用の強力なアイテムを増殖させて、最強の爆薬や危険な代物を大量生産できた)。

いやー、、、無限っていい響きですよね。
男の子のロマンだ。

あと特定の条件をクリアすることで、自キャラの見た目を敵キャラに変えたりという制作側の用意された裏技(?)もユニークで最高だった。

ストーリーを進めると主人公がクマになるイベントなどもあった

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・総括

操作性でいうと少しクセがあって、自由自在にキャラを動かせるようになるまでは中々難があったり

任務の名前は違えど中身は、いままでこなしてきた内容の焼きまわしじゃねーかってのが散見されたり

真面目に戦闘すると敵が固すぎてイヤになったり

ネガティブな要素もありましたが、そんなことがどうでもよくなるぐらい面白いゲームでした。またゲーム内のノリが軽く、いわゆるバカゲーです。

バカゲーでも製作側がやり過ぎて、ノリについていけないものもありますがこのゲームは丁度いい塩梅でした。そもそもの主人公が生死の瀬戸際を生きる忍びってのがよかったのかもしれません。

あー、また混乱玉作りまくって敵の団欒にぶち込みたい。

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・さいごに

PS2のアクションゲームは色々やったが、記憶に色濃く残っているのがこの忍道戒だ。なぜだろーって改めて思い返すと、色々とアラが目立つゲームだったなぁってなりますがそれがいいスパイスだったんだな、と思いました。

デビルメイクライとかバイオ4とかワンダと巨像とかメタルギア3とかICOとか大神とかアーマードコアとかSIRENとかグラセフバイスシティとか連邦VSジオンとか地球防衛軍とかゴッドオブウォーとか

あー思い出いっぱいでぇー。

ってか思い返せば、私ゲームしすぎですね。

だから頭悪いんか。


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