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街頭インタビュー (Twitter140文字小説)

 三回目のデート。

 今日は勝負の日だ。

 服も化粧も前回より闘魂注入。

 あとは想いを告げるのみ。

 綿密な計画に抜かりはない。


「街頭インタビューなんですけど、お二人は恋人ですか~?」

「ええ」と頷く彼に、

「ふびゃあ」と奇声を漏らす私。

 翌日、それは全国へ白日のもとに曝された。

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