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優雅な時間 (Twitter140文字小説)

 密雲の隙間に蒼の空がある。

 大量の白雲は余計に空色を映えさせる。

 心の汚れは空が吸収してくれそうだ。

 ぼんやりとその偉大さに感嘆とする。

 ガンッと頭頂部に霹靂のような衝撃が落ちる。

「日直さぼって、なにごろごろしてるのよ」

 幼馴染みとかくれんぼ。

 優雅な時間は終わりを告げた。

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