見出し画像

第二の生きがい(140文字小説)

 なにをすればよいのか。

 仕事一辺倒だった私は、定年退職後、生き方に迷いはじめた。

 毎日が妻の濡れ落ち葉だ。

 妻も相当に億劫だろう。

 ある日、町内会長から小学校の旗振り誘導の相談があり、受諾した。


「おじさん!いつもありがとう!」

 仕事でも得られない充実感が、ここにあった。

頂けましたサポートは全て執筆に必要な活動、道具などに使用させていただきます。是非、よろしくお願いいたしますm(_ _)m