パパと白雪姫 (140文字小説)
父はよく本を読んでくれた。
外で遊んでもらったことはない。
思い出深いのは白雪姫だ。
「私が眠ったら、パパが起こしに来てね」
その時の父の顔は複雑だった。
行きたいけど、行けない。
そう思っていたのだろう。
今日は父の十三回忌。
パパ。今年から白血病の研究のため医学部にいくよ。
頂けましたサポートは全て執筆に必要な活動、道具などに使用させていただきます。是非、よろしくお願いいたしますm(_ _)m
父はよく本を読んでくれた。
外で遊んでもらったことはない。
思い出深いのは白雪姫だ。
「私が眠ったら、パパが起こしに来てね」
その時の父の顔は複雑だった。
行きたいけど、行けない。
そう思っていたのだろう。
今日は父の十三回忌。
パパ。今年から白血病の研究のため医学部にいくよ。
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