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猫がワハハと笑ったら


猫がワハハと笑ったら
僕はイヒヒと笑うだろう
猫がウシシと笑ったら
僕はギャハハと笑うだろう
いつもニャーだけなんて
つまらないもの
和気あいあいに見られるけれど
けんかしてばかりの猫と僕
まるで兄弟みたい

猫がオホホと笑ったら
僕はウフフと笑うだろう
猫がヘヘヘと笑ったら
僕はケケケと笑うだろう
いつもニャンニャンだけなんて
おもしろくない
馬が合うねって言われるけれど
無視してばかりの僕と猫
まるで他人みたい

猫も僕も 僕も猫も
それくらいがちょうどいい
仲がいいのか悪いのか
わからないくらいでちょうどいい



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気に入ってくださって光栄です。蛙の鳴き声を聴くと何だか嬉しくなります。
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作家。著書「自閉症の僕が跳びはねる理由」「自閉症の僕が跳びはねる理由2」「跳びはねる思考」「あるがままに自閉症です」詩集「ありがとうは僕の耳にこだまする」他多数。最新エッセイ「絆創膏日記」 東田直樹オフィシャルサイト https://naoki-higashida.jp/
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