悩みは、起きた状況と自分の感情で成り立っているもの
悲しいことは、誰でも経験したことがあるはずです。
それでも、悲しみに寄り添うのが難しいのは、悲しみには数え切れないくらいの種類があるからでしょう。
悩みを悲しいことだと捉えるなら、ただの苦行でしかありませんが、ひとつの事実として捉えるなら、悩みには悲しみだけではなく、喜びや楽しみのようなものも含まれていることに気づくのではないでしょうか。
そんな風には思えないという人には、絵空事に聞こえてしまうかもしれません。
悩みは、起きた状況と自分の感情で成り立っているものだと思っています。
感情の部分をできるだけ減らすことで、残るのは事実です。
事実と向き合う。すると自分のやるべきことが、もっと明確になるような気がします。
自分の思いや辛さをひとまず悩みからはずしてみる。そして、できるところから取り組んでみる。
悩みの一部分でも解決できれば、少しは楽になれます。
悩まない悩みは、悩みではない。そう考える人もいるかもしれません。
その通りです。出来事が、悩みなのか、どうなのか、それを決めるのは自分自身です。
何について、どれくらい心を奪われるのか。
生きるだけでも精一杯な毎日。大切なのは、心のゆとりです。
美しいものを美しいと感じる。好きなものを好きだと感じる気持ちは、心が疲れていては十分に味わうことができなくなってしまいます。
だから僕は、いつも自分が最善の状態でいられるように、心を整えているのです。
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