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絶賛、認知症の母の介護中。私自身は人生100年時代の半分を折り返し、なにか新しいことに…

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絶賛、認知症の母の介護中。私自身は人生100年時代の半分を折り返し、なにか新しいことにチャレンジ!「どこかのだれかの役に立つといいな」という想いで介護日記を発信してみようと思います。

最近の記事

「認知症=アルツハイマー」という思い込み

子どもの頃を振り返ると、 オジーオバー達が徘徊したり物忘れをすると 「ボケてる」って言い方をされていたのを記憶しています。 それに対して特段の違和感もなかったのですが、 でもそれは軽蔑的、差別的な表現で、正しくは「痴呆症」と教わりました。 そしていつしか「認知症」という表現に改正され、 だいぶ一般的になったと思います。 さらには「認知症サポーターの養成」という活動も広まり、 子ども達も学校で「認知症に対する正しい知識と理解」について学習しているそうです。 母が認知症と診断

    • 本格的な介護が始まった日!

      母が退院した2023年3月20日は、 いわゆる本格的な介護が始まった日。 家族全員の頭の中にある 「退院後の生活ってどうなるんだ?」 母は、認知症を発症しているとはいえ、 転倒骨折で入院するまでは、一応家事は母がやっていました。 入院直後には、せん妄の症状が見られ、並行して認知症も進行し、何より車椅子中心の状態となった母の日常生活は介助を要します。 それは曜日で担当するか、役割で決めるのか、 それぞれの生活が第一じゃなきゃ介護生活は続かないはず。 おまけに妹も弟も、

      • 段差解消スロープ、実は過酷でした!※画像あり

        母の退院後に必要なものとして、 我が家では、階段用の段差解消スロープが必須でした。 45年前に新築した実家は、 バリアフリーなんて言葉を聞いたこともない昭和後期。 玄関までは階段があり、家の中も各所に段差があります。 母のリハビリの経過としては、 多少の移動は、歩行器や手すりを使って歩けると見立てていたので、段差解消スロープは、階段の手すりを設置するまでの一次的なものという想定でした。 しかし、デイサービスが始まると、 送迎担当者から、母の今の状況では、安全管理の面で車

        • 退院が近づくと慌ただしくなりました※画像あり

          転倒→骨折→手術→リハビリ(転院) トータルで約3か月間の入院期間は、長いようであっという間。 あっという間と感じるのは、 「いよいよ介護が始まる」という不安そのものだったと思います。 退院が近づくと、 日常生活のための準備と介護認定調査、ケアプランの作成など、いろいろ慌ただしくなりました。 母は術後の経過もリハビリも順調だったようですが、認知症のせいで、歩行器から急に手を離すなど、安全面で介助は欠かせない状況だったので、退院後の準備は結構大変でした。 まず用意しなけ

        「認知症=アルツハイマー」という思い込み

          恐れていた転倒・骨折・入院

          12月のとある雨の日でした。 母は、眼科に行くと言って家を出たそうです。 父は「雨だし明日連れて行くから」と言ったそうですが。 しかも、眼科までは、徒歩で30分はかかる距離。 その頃の母は、用がなくても決まった時間に出かけ、行動の抑制が効かなくなっていました。 当然、家族が阻止することは難しく、特に同居の父はいつもイライラさせられていました。 そんな時、恐れていたことが起きました。 転倒です。。 道のり半ばのところにあるスーパーの駐車場で転んだ母を、そこにいたお客さんが

          恐れていた転倒・骨折・入院

          ケアマネージャーさんの選定は重要!

          認知症の母にとって、 日常生活の見守りと安全管理は、家族だけでは到底無理です。 私は妹と役場の福祉課に相談に行きました。 その時、母は75歳。 介護認定を受けて、福祉のサービスを利用することを勧めていただき、いろいろ説明してくださいましたが、、 「介護認定を受けるにはどうしたらいい?」 「福祉のサービスっていろいろ種類があるんだ!」 「で、ケアマネージャーさんはどうやって担当してもらうの?」 私たちはほぼ無知状態でした。 福祉課の方はとても親切丁寧に、母のこと、家族の

          ケアマネージャーさんの選定は重要!

          さてどうやって病院に連れて行こうか!

          母はやっぱりおかしい!と確信しましたが、 すんなり病院へ行くと言ってくれるだろうか。。 その時期、世の中は「コロナ禍」 緊急事態宣言や外出自粛など、特に高齢者への呼びかけが大きかったのに、母は平気な顔で「公民館まで行ってくる!」と言って、用も無いのにでかけます。 その内、近所の友人宅にも頻繁に行くようになり、 それを家族に叱られるようになると、家に誰もいなくなる時間を見計らって親戚や友人宅に出かけます。 更には、車が無いからと、「買い物行こう」「〇〇に連れて行って」など、

          さてどうやって病院に連れて行こうか!

          やっぱりおかしい!と確信したきっかけ

          70代前半の親を認知症かも!と疑うのは、 難しかったです。 母のハテナな行動は数多くありましたが、 家族はそれを「歳のせい」にして、 注意したり怒ったりしました。 でも「やっぱりおかしい!」のきっかけとして 一番大きかったのは、交通事故を起こしたことでした。 その時、母は73歳。 弟夫婦が軽自動車からワンボックスカーに車を買い替えることになり、その軽自動車を母が譲り受けることに。 普段から運転をする母ですが、スマートキーによるエンジン始動やアイドリングストップなど、初め

          やっぱりおかしい!と確信したきっかけ

          母は74歳で認知症と診断されました

          母は、今月77歳を迎えます。 今や高齢化が進行し、 65歳以上の5人に1人が認知症発症といわれているようですが、 母の場合は、 少し珍しい「前頭側頭型認知症」という、 難病に指定されている種類の認知症でした。 認知症と言うと大概の人から 「えっ、まだ若いのに?」と返ってきます。 きっと 「認知症=アルツハイマー」と思い込んでいるのだと思います。 私は決まって、 「お母さんはアルツハイマーではなくて、、」と 難病を発症していることを説明するのですが、 これって、 私が高校時

          母は74歳で認知症と診断されました

          【自己紹介】介護日記にチャレンジ

          はじめまして。 沖縄生まれ、沖縄在住、50代の会社員です。 まずは、noteをはじめたきっかけを。 プロフィールにも少し書いていますが、 人生100年時代の半分を折り返し、 何か新しいことにチャレンジしたいと思うも、 真っ先に思い付いた「お金の勉強」は着手すらできず、、 仕事のこととか生活のこととか、 経験していることを活かすチャレンジならできるかも!と、 最近、chat GPTとお友達になったので ^ ^ これは負けてられない!と、 思考力と文章力を鍛えるべく!not

          【自己紹介】介護日記にチャレンジ