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檜垣 涼
2021年6月20日 23:11
檜垣涼(ひがきりょう)と申します。小説家を目指して小説を書いている京都の大学生。よろしくお願いします一話分ずつ、長編恋愛小説の連載を投稿しています。一つ前のお話はこちらから読めます↓ 次の日の朝、僕が病室に行くと、日織は布団の中で目をつぶっているように見えた。 駆け寄り耳をすませると、呼吸の音が確かに聞こえていて、一安心する。「朝一度起きたんだけどね、まだちょっと体力回復してない
2021年6月13日 01:35
檜垣涼(ひがきりょう)と申します。小説家を目指して小説を書いている京都の大学生。よろしくお願いします🌻一話分ずつ、長編恋愛小説の連載を投稿しています。一つ前のお話はこちらから読めます↓「大丈夫だよ、私はそんな理不尽なことはしないって決めてるから」 それは彼女の書いている小説の話を言っているのだろうか。 それとも、彼女自身のことだろうか。 彼女が僕に向かって小指を出す。「
2021年6月10日 23:37
檜垣涼(ひがきりょう)と申します。小説家を目指して小説を書いている京都の大学生。よろしくお願いします🌺一話分ずつ、長編恋愛小説の連載を投稿しています。一つ前のお話はこちらから読めます↓ ずいぶん広いスペースの中で、ベッドと隣に置かれた机付きの棚が目に入る。机の上には彼女が母親に頼んで家から持ってきてもらったらしい小説が所狭しと並べられていた。 しばらくして、彼女は身震いをしたかと