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【2023年度版】中高年・高齢者向けフィットネスジム・スタジオ店舗数ランキング

こんにちは。
パーソナルジム「Sharez」を運営している、岡崎秀哉(@hide_sharez)です。
このnoteでは、フィットネス業界のあらゆる情報についてまとめていたり、自身の考えを書いたりしています。もしご興味あるトピックスがございましたらお気軽にご連絡、リクエストください👍

さて、今回は「中高年・高齢者向けフィットネスジム・スタジオ」のカテゴリーをテーマにまとめていきたいと思います。
これらを現時点での店舗数順に並べ、昨年との比較や、このカテゴリーの流れについて個人的見解を述べていきたいと思います。

1.「中高年・高齢者向けフィットネスジム・スタジオ」とは?

中高年・高齢者向けフィットネスジム・スタジオとは、そのまま中高年、高齢者をターゲットとしたジム、スタジオで、特徴としては、安全性の高い器具を選んでラインナップしていたり、リハビリに使われるような器具を設置していたり、フリーウエイトは置かないなどボディメイクやパフォーマンスアップというよりも、機能改善に重きをおいたサービスと、ここでは定義したいと思います。

2.【2023年度版】中高年・高齢者向けフィットネスジム・スタジオ店舗数ランキング

では、ここから中高年・高齢者向けフィットネスジム・スタジオを店舗数の多いブランドから順番にまとめていきたいと思います。

■Curves(カーブス)

「Curves」は、女性専用の30分間のサーキットエクササイズを行うスタジオです。会員の多くが高齢者の方々で女性専用かつ、高齢者向けといえます。
2019年のコロナ前には2000施設以上あり、会員数も86万人まで達していましたが、コロナで施設数、会員数が減少。高齢者向けということでダメージも大きかったと思いますが、2023年8月期決算報告によると、1962施設、会員数79.8万人まで戻っているそうです。
2022年9月時点では1958施設で、会員数は69万人だったので回復の凄さがわかります。
また、カーブスはプロテインなどの物販も非常に強いのが特徴で、174億円を物販で売り上げており、売上全体の60%近くを占めています。
また、2022年に月会費を500円値上げしましたが、退会率に影響なしと報告が出ています。その他、男性向けの「メンズカーブス」も17店舗と徐々に増えてきています。ヨーロッパにも展開していますが、コロナ前は180店舗以上あったものが現在は137店舗ほどということです。

■元気ジム

「元気ジム」は、総合型フィットネスクラブを展開する「ルネサンス」が運営している高齢者向けフィットネスです。訪問介護も行っています。
調査した2023年11月時点で41施設あります。
2022年9月時点では32施設でした。

■心身健康倶楽部

「心身健康倶楽部」は、中高年専門のパーソナルトレーニングジムです。
調査した2023年11月時点で7施設あります。
2022年9月時点では6施設でした。

■TTB(ティーティービー)

「TTB」は、40代以上の方を対象とした中高年向けのパーソナルトレーニングジムです。SNSなどで拝見していると、研修制度などがしっかりしており、育成、トレーナーの質の向上に力を入れているイメージがあります。
調査した2023年11月時点で6施設あります。
2022年9月時点では6施設でしたので変化なしです。

3.まとめ

ここまで中高年・高齢者向けフィットネスジム・スタジオを店舗数順にまとめてきましたが、印象的なのはカーブスの大幅な復活劇です。
個人的には、昨今のフィットネス業界の流れを見ると、月額利用のスタイルは低価格の箱が増えてきているので、中高年・高齢者向けのものも、カーブスよりも低価格帯のサービスというのが出てきたりするんじゃないかなぁと思ったりします。急増している低価格帯の筋トレ軸の24時間ジムに中高年・高齢者の方々が通い出すイメージはわかないので・・・
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