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【2020年度版】24時間ジム店舗数ランキング

こんにちは。渋谷のパーソナルジム「Sharez」代表の岡崎秀哉(@hide_sharez)です。

今回は今、日本で急増中の24時間ジムについてまとめていきたいと思います。
実は、日本の24時間ジムの店舗数はここ数年で急増しており、2020年現在で1500店舗を超えています。その多くが2010年以降に出店しており、恐らくこの10年間で1200店舗ほど出店されています。
これは世界的に見ても他国を圧倒して急増していると言えます。

では、24時間ジムとはどんなものなのか、どんな主要プレイヤーがいるのか紹介していきます。

■24時間ジムって?

24時間ジムの特徴は当然24時間営業であること、それに加えて、基本はジムだけのスペースです。
いわゆるフィットネスクラブは、ジム、スタジオ、プール、お風呂の4点セットですが、24時間ジムはその最も利用率の高いジムに特化したものです。
ジム自体のサイズも小さく、フィットネスクラブが数百坪から大きいところでは1000坪にも及ぶのに対して、24時間ジムは100坪以内のものから200坪程度のものが多いです。
お風呂もないところが多く、シャワールーム、更衣室のみです。さらに、スタッフもコアタイム(10-20時)だけの滞在が多く、ノースタッフデイもあります。
よって、施設面、サービス面において、出来るだけ無駄を排除し、必要最低限の環境を備える事で、会費を安くし、様々なエリアに出店できているのです。
ちなみに、24時間ジムの収益モデルや初期費用についてはこちらの記事まとめています。

それでは、主要な24時間ジムとその店舗数、特徴について簡単に解説していきます。店舗数が多い、業界順位順に紹介します。

■主要24時間ジムを店舗数順に紹介!

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■エニタイムフィットネス

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2020年8月現在、800店舗以上を展開する業界トップ。元々はアメリカの企業で、世界には4500店舗以上展開しています。日本では2010年にスタートし、店舗数の伸びは世界でも随一。

■JOY FIT24

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2020年8月現在、268店舗を展開する業界2位。2001年に1号店を出店している24時間ジムのパイオニア。大元はオカモトホールディングスという、1950年に北海道の新聞販売業からスタートし、現在は40都道府県に600店舗を展開する超多角経営企業です。グループ年商は1000億以上というマンモスカンパニー。

■ワールド+ジム

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2017年創業で、2020年8月現在、126店舗を展開。意外と知られていないですが、店舗数では業界3位。とてつもないスピードで店舗数が増えています。
6ヶ月縛りだと、全店舗月会費6000円とお得感が売りです。元々は整骨院を経営していた会社のようです。

■Fast Gym

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2020年8月現在、112店舗を展開し、業界4位。大元は総合型フィットネスクラブを展開する「ティップネス」。
2014年に1号店を出店し、大手フィットネスクラブの中では積極的に24時間ジムに力を注いでいる。

■FIT365

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ジョイフィットを展開する「オカモトグループ」の24時間ジム。
61店舗を展開(2020年8月現在)
月会費3000円という激安が売り。ジョイフィットよりも郊外に出店。

■Fit Easy

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東海地区を中心に、2018年から2年で55店舗展開(2020年8月現在)。
エニタイムより月会費が1000円弱安いイメージ。
母体は介護、太陽光など多角的に事業を行う会社。バーチャルスタジオなども展開している。

■HYPER FIT24

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2020年8月現在、郊外、地方を中心に50店舗展開。
月会費は7000円程で地方エリアでは相場レベル。
滋賀県で書店、雑貨屋、ネットカフェ、リサイクルショップなどを経営する会社が展開している。

■Fit24

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2019年6月に1号店を出店して1年で45店舗展開(2020年8月現在)
母体はスーツなどのAOKIグループで、ネットカフェ、カラオケなども展開し、それらを活かした他の24時間ジムにはないサービスの充実が強み。
ジムも50kgまでダンベルを置くなど筋トレフリークに対応。

■スマートフィット100

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2015年から36店舗展開(2020年8月現在)
月額6500円程のプランに加えて、デイタイム、モーニング、学割など月額3000円プランが特徴。 パーソナルも40分3000円。
代表の方は過去にリサイクル事業を中心に年商120億まで成長したが、その後衰退し、フィットネス業界へ。

■メガロス

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24時間ジムを出店しているというよりは、既存のフィットネスクラブを24時間に転換するなどし、24時間営業ジムを増やしている。2020年8月現在で33店舗。
大元は総合型フィットネスクラブを展開する「メガロス」

■ルネサンス24

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24時間ジムを出店しているというよりは、既存のフィットネスクラブを24時間に転換するなどし、24時間営業ジムを増やしている。2020年8月現在で33店舗。
大元は総合型フィットネスクラブを展開する「ルネサンス」

■アシスト24

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九州を中心に店舗を増やし、2017年から3年で26店舗展開(2020年8月現在)。
初心者向けで、初期コストを抑えたサイズも小さめのコンパクト型24時間ジムで月会費3000円台と激安なのが特徴。
接骨院や小売なども行なっている会社が運営。

■FORBES

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2019年創業で20店舗展開(2020年8月現在)。
月会費7000円で、プロテイン、ウォーターサーバー、マグマルームなどが使い放題なのが魅力。
愛知県の企業で、ホテルやクリニックも展開する多角経営企業。

■FIT BASE24

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関西を中心に17店舗を展開(2020年8月現在)
大元は、関西で総合型フィットネスクラブ「COSPA」を展開するオージースポーツ。
2018年から店舗数を積極的に増やしているので、総合型よりもこちらに注力している印象。

■HEAT24

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総合格闘技団体「HEAT」を運営する会社が展開している24時間ジム。12店舗展開(2020年8月現在)
他にも外車販売、エステなども行なっています。

■セントラルスポーツジム24

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2020年8月現在、12店舗展開中。
マシン等のラインアップは初心者向けながら、月会費4500円と激安。
大元は総合型フィットネスクラブを展開するセントラルスポーツ。

これらが店舗数が10店舗以上の24時間ジムです。これらの合計でも1500店舗を超えており、店舗数が少ないジムも合わせるとさらにあるということになります。

■まとめ

いかがでしたでしょうか?
24時間ジムは今日本で急増しており、下手したら世界で一番の勢いくらいで増えているかもしれません。
上記の主要プレイヤーだけでも、800+268+126+112+61+55+50+45+36+33+33+26+20+17+12+12=1701店舗です。
いわゆる総合型のフィットネスクラブは1店舗出店するのに数億、下手したら10億以上かかりますが、24時間ジムは2000万〜1億円ほどで出店できるので、どんどん地方にも増えています。調べてみると、複数店舗展開している24時間ジムは異業種の参入が多く、1店舗などだと個人で出店する方も増えています。
24時間ジムの開業に興味ある方は、こちらの収益モデル、初期費用などに関する記事も参考にしてみて下さい。

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