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労使関係は主従関係ではない

こんにちは、Hideです💦

暑いですね〜秋田県でも雨で大きな被害が出ていますし、暑さと合わせて日本中大変な状況ですね。

被災された方々には、心よりお見舞い申し上げます。

今回は、雇用する側とされる側との関係性について、日本はどうなのか?

という事についてお話しします。

雇用される側は、お殿様の家来ではない

私もあちこちで色んな仕事をしてきて、あらゆるキャラクターの人の下で働いてきました。

数ある就業経験から言える結論として、人の下で働くってのは”労使関係ではなく、まるで殿様の家来みたいに使われる”と感じてしまいました。

”組織のトップが黒いものを白だと言えば、白なんだ!”みたいな考えだし
それに逆らえば”出る杭は打つ”みたいな〜

ドラえもんのジャイアンじゃ無いんだから(笑)

そう言う考え方は、今ではパワハラモラハラになりますよね。

最近では沢山の、〇〇ハラスメントが叫ばれるようになり、それもちょっと何でもハラスメントにしたがる様にも見えますが…

よく日本は”殿様文化”と言われ、もっと激しいと”バカ殿文化”とまで言い放つ人もいます。

雇用主企業の場合だと”社長”が殿様で下で働く従業員が家来”っていう感じです。

「俺の言うことは絶対だ!黙って俺の言うことさえ聞いてやっていればいいんだ!」

この令和の時代さえ、こんな事言う人がまだいるのです。

しかも、ハラスメントの加害者にならない様に、巧妙に仕組んで来る場合もあります。

大いに気をつけてください。

組織の元で働く人たちは、家来ではありません。

雇用される側として、しっかりと権利を持った一人の大切な人間なのです。

勿論の事ですが、雇用される側として義務をしっかり果たした上での話です。

やるべき事をやらないで、権利ばかりを主張したら、ただのモンスターですからね。

トップが言えば何でも聞くと思ってるっておかしな話です。

江戸時代からの日本の殿様文化が、いつまでも引き継がれている感じがします。

馬鹿げているし、だから先進国でも遅れをとってしまうのだと思います。

いつも私が言っている、”世代交代”が全く出来ていないからなのです。

トップの意向に沿って業務を行うことは組織人として必然とは思いますが、まるで家来もしくは奴隷くらいの勢いでこき使う人が、今までいました。

私は相当反論したり、反抗もしましたが、たかだかたった一人の人間が逆らったところで潰されるのがオチでした。

普段、私と同じ考えを持って一緒に話していた同僚も、私が反旗を翻し、相手が怒り出した瞬間掌を返したように、自分は関係ない〜知らない〜みたいな保身に走ってしまいます。

本当に組織改革に一矢を投じるなら、皆で抗議するかストライキでも行わないと本気で変えようなんて気は起きないでしょうね。

人の考え(特に年齢を重ねたある程度のポストについた経験が長い人)はそう変えることなんて出来ないのです。

本当に、経営者のお殿様が変わろうと思わない限り無理です。
残念ながら…

歯車は大事な人財であり、一人の人間

振り返ると、従業員をいつでも取り替えのきくパーツくらいにしか思っていないトップばかりでしたね。

よく従業員を歯車に例えられますが、私はその言葉は間違いではないと思います。

おそらく歯車という言葉自体が侮辱みたいに感じられ、良く思われないのでしょうが。

組織はチームで歯車が噛み合って上手く回っているものだと思います。

その歯車は、一つ一つが大事な役目を果たしているわけで、大切にしなければいけないものだと思います。

問題は歯車を大事にするかどうかだと思います。

そして、歯車は一人の人間ですからね。

そりゃーおかしな従業員も中にはいます。

一部だけをみて全部がそうとは思わないで欲しいと思います。

採用試験だけで、全てを見抜けないですからね。

皆、入社した時は希望を持ってこれから一生懸命やろうと思ってるはずです。

正当な労使関係として、偏った立場では無い、良い関係で働ければと願います。

我々は使い捨ての100円ライターではありません。

皆生活を抱えて生きる人間ですから、そこをよく考えて雇用してくれる事を望みます。

働く側も自分の役目をきっちりこなす事を忘れてはいけません。

未来に希望を持てる国になって欲しい…


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