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EVIDENCE(エビデンス) 根拠

こんにちはHideです(^^)/

今日は、EVIDENCE(エビデンス)=根拠という事についてお話していきます。

仕事やプライベートで物事を判断して実行する際には必ず根拠というものがあります。

場面においてどう考えるのか、どう実行するかを、決定する時には必ず根拠をもって行動していきたいものですね。

根拠を持って、行動するのが大事

会議の場面等は、発言をした事柄について、何故そのような考えになったのかを問われます。

意見(主張)→理由→効果 その考えで具体的にどういう効果があり、どんな結果へと結びつくのか、というような流れで提案します。

これに数字的なデータなどを加えるともっと説得力のあるものになりますね。

例 プレゼンテーションの場合

私は、●●社へ向けて○○(商材)を拡売する為の企画提案を行いたいと考えております。

提案(主張)の流れ

①主張(提案)➡②理由(理由・市場動向)➡③販売例と反対意見への反論➡④まとめ(再度主張する)

①主張(提案)

マーケティング(市場動向)⇒現在●●志向の消費者が増えており、関連する商材も伸びている。

トレンド(市場での傾向や流行)⇒市場で消費者からの関心が集まり、販売数も伸びてきている。

➡なのでこの企画を実施する事で売り上げが伸びて成果につながります。

②理由

➡データやグラフや現在の状況(現在の売上)を見せて提案に至る経緯を説明する。

類似した商品も販売数が伸びている。トレンド的にこのタイミングで自社も流れに乗って販売する事が成果を生む。

市場の状況を具体例をあげながら、成果が出るデータや理由を説明する。

③販売例と反対意見への反論

他社の類似品の販売例(どういう提案をしてどう展開して売れているか)➡反対意見しかし、それは~こうだからこうじゃないか~みたいな意見があれば、論理的にマイナス面を含め受け入れた上で、それでも自社にとってはメリットの方が大きい事を説明する。

その反対意見とマイナス面を補うための、提案(他社とは違う売り方をする、消費者への商品啓蒙を違った角度から、販促物POPを使ってアピールする等々。

④まとめ (再度こうだからこうですという主張する)

要はプレゼンの閉めなので、これまでの説明を簡潔にまとめて、最後に再度~だから成果は出ます!と主張して終えます。

一つの例として社内における、自分の企画を実施する為のプレゼンの流れをお話ししました。

ここでいうエビデンス(根拠)とは⇒市場の傾向から、今後○○商品は、売上が伸びる事が期待ができるので○○の内容で企画提案を行い売上UPを目指せます。という事です。

まず実際行ってみないとわからない事ですが、成功する可能性が高い理由を説明する事。

会社に向けて、取引先に向けてより具体的な内容でプレゼンできればより説得力が増しますね。

なんとなく考えた事柄では、相手に対しても伝わらない場合が多くなりますし、もちろん同意や共感が得られることも少なくなります。説得力のない話は誰に対してもうまくは届きませんよね。

あと、よりわかり易くするには、具体的な数字を掲げる事。

よく話の中で、これはちょっとだけとか、多いとか、そういう言い方では、非常にわかりづらいですよね。

受けとる人によってちょっとや多いの感覚は違いますからね。

私も昔日報に「割と」とか「売れているようだ」とか書いたら、上司から曖昧な表現ではなくより具体的に、読んでいる側が理解しやすいように書きなさいと指摘を受けました。

より相手に伝える為には、3個位とか何メートルとか、具体的に想像が付きやすいようにしています。

TV番組で面積を伝える時など、東京ドーム何個分の面積とかよく聞きますよね。あれと一緒です。

聴いている人にイメージが湧きやすいように説明する事が、成功させる秘訣ですね。

提案や主張には必ずエビデンス(根拠)が必要だという事がわかっていただけたと思います。

単純に、こうしたいという自分の主張に対して、何故?という相手の疑問に、自分の考えをわかりやすく説明して答えていくことなのです。

これがなんとなくという、思い付きだけだと聞かれたことに答えられませんからね。

この思い付きいわゆるインスピレーションを否定するつもりは、私的には全くありません。

どちらかというと私はインスピレーション派ですから(笑)

この思い付きや勘って、その人なりの根拠とデータがあるんですよ。

例えばよく刑事ドラマで見る「犯人はあいつに違いない!」という刑事に対してバディが「何故だ?」と質問した時「刑事の勘だ!」と言うでしょう、あれです。

長嶋茂雄氏が監督時代、周りから見たら何故この場面でこの投手をつぎ込むのか?

ここでこの打者に代打か?などなど〜不可思議に見える場面が沢山ありましたよね。

しかし、それが見事に成功する場面も多々ありました。

勿論失敗する時もありました。

要はインスピレーションや思い付きはギャンブルなんですよ。

現代はリスクを抑えより成功の確率を上げるためにエビデンスを求めている傾向がありますね。

はっと思いついたインスピレーションが意外に当たる場合が多いのも事実だし、周到な準備をして社運を掛けて行ったプロジェクトも鳴かず飛ばずで終わる事だってあります。

実際やってみないと、結果はわからないのが現実です。

それでも物事に対して自分のなりのエビデンスは持っていなければいけませんね。

インスピレーションもじっくり考えれば、それなりの根拠を生み出しエビデンスとして成立させられます。

それには経験とどう関連付けていくかという理論が必要になってきます。

何事も数(経験)をこなしていくことで、それは培われていくものです。


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